特許
J-GLOBAL ID:201103053982042755
難燃性発泡性ポリスチレン系樹脂粒子とその製造方法、難燃性ポリスチレン系樹脂予備発泡粒子及び難燃性ポリスチレン系樹脂発泡成形体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
棚井 澄雄
, 志賀 正武
, 鈴木 三義
, 柳井 則子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-175602
公開番号(公開出願番号):特開2011-026511
出願日: 2009年07月28日
公開日(公表日): 2011年02月10日
要約:
【課題】樹脂粒子中に難燃剤を均一に含有し、発泡性に優れ、予備発泡時のブロッキングが少なく、成形時の熱融着性に優れた難燃性ポリスチレン系樹脂発泡成形体の提供。【解決手段】アクリル酸エステルとスチレン系単量体との共重合体を含有する樹脂粒子に発泡剤と難燃剤を含ませてなる難燃性発泡性ポリスチレン系樹脂粒子であって、ATR法赤外分光分析により1730cm-1での吸光度D1730と1600cm-1での吸光度D1600とを求め、D1730/D1600から算出される吸光度比(A)と、同様に樹脂粒子の中心部を分析し算出される吸光度比(B)とが、(A)<(B)、且つ(A)が0.5以下であり、且つ表層部分に含まれる難燃剤濃度をa(質量%)とし、樹脂粒子の全体に含まれる難燃剤濃度をb(質量%)とすると、a≦1.1×bであり、bが0.30〜2.00質量%の範囲内である難燃性発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。【選択図】なし
請求項(抜粋):
アクリル酸エステルとスチレン系単量体との共重合体を含有する樹脂粒子に発泡剤と難燃剤を含ませてなる難燃性発泡性ポリスチレン系樹脂粒子であって、ATR法赤外分光分析により前記難燃性発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の表面を分析し得られた赤外スペクトルのうち、1730cm-1での吸光度D1730と1600cm-1での吸光度D1600とを求め、D1730/D1600から算出される吸光度比(A)とATR法赤外分光分析により前記難燃性発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の中心部を分析し得られた赤外スペクトルのうち、1730cm-1での吸光度D1730と1600cm-1での吸光度D1600とを求め、D1730/D1600から算出される吸光度比(B)とが、(A)<(B)であり、且つ(A)が0.5以下である関係を満たし、且つ含有される難燃剤が難燃性発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の表層部分に含まれる難燃剤濃度をa(質量%)とし、前記難燃性発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の全体に含まれる難燃剤濃度をb(質量%)とすると、a≦1.1×bの関係を満たし、且つ難燃剤濃度bが0.30〜2.00質量%の範囲内であることを特徴とする難燃性発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (17件):
4F074AA33
, 4F074AB01
, 4F074AG10
, 4F074BA37
, 4F074BA38
, 4F074BA39
, 4F074CA32
, 4F074CA34
, 4F074CA38
, 4F074CA46
, 4F074CE36
, 4F074CE88
, 4F074DA02
, 4F074DA32
, 4F074DA33
, 4F074DA34
, 4F074DA35
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