特許
J-GLOBAL ID:201103054034604084

四サイクルエンジンの潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-343639
公開番号(公開出願番号):特開2002-147213
特許番号:特許第4384800号
出願日: 2000年11月10日
公開日(公表日): 2002年05月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 クランク室(6a)を有するクランクケース(6),シリンダボア(7a)を有するシリンダブロック(7),並びに吸気ポート(9)及び排気ポート(10)を有するシリンダヘッド(8)からなるエンジン本体(1)と,クランクケース(6)に支承されてクランク室(6a)に収容されるクランク軸(13)と,シリンダボア(7a)に嵌装されると共にクランク軸(13)に連接されるピストン(15)と,シリンダヘッド(8)に取付けられて吸気ポート(9)及び排気ポート(10)を開閉する吸気弁(18i)及び排気弁(18e)と,クランク軸(13)に駆動回転部材(23)を連結した調時伝動装置(22a)及びこの調時伝動装置(22a)の被動回転部材(24)の回転力を吸気及び排気弁(18i,18e)に開閉力として伝達するカム装置(22b)からなる動弁機構(22)とを含む,四サイクルエンジンにおいて, エンジン本体(1)の,クランク軸(13)軸端側の一側に調時伝動装置(22a)を収容する第1動弁室(21a)と,この第1動弁室(21a)の下端が開口するオイルタンク(40)とを設け,このオイルタンク(40)内に,クランク軸(13)に回転駆動されて貯留オイル(O)からオイルミストを生成するオイルスリンガ(56a,56b)を設け,エンジン本体(1)の上部には第1動弁室(21a)と並んでカム装置(22b)を収容する第2動弁室(21b)を設け,クランク軸(13)に穿設されてオイルタンク(40)内をクランク室(6a)に連通する第1油路(601)と,クランク室(6a)の底面をオイルタンク(40)内に連通する第2油路(602)と,その第2油路(602)のクランク室(6a)への開口部に設置されてクランク室(6a)の減圧時に閉じると共に昇圧時に開く第1一方向弁(61)とで第1潤滑系(La)を構成し,また第1及び第2動弁室(21a,21b)間を連通する第3油路(603)と,第2動弁室(21b)及びクランク室(6a)間を連通する第4油路(604)と,前記第2油路(602)と,前記第3油路(603)の前記第2動弁室(21b)への開口部に設置されてクランク室(6a)の減圧時に閉じると共に昇圧時に開く第2一方向弁(62)とで第2潤滑系(Lb)を構成し, 前記第1潤滑系(La)は,前記第1一方向弁(61)の開閉により,オイルタンク(40)内で生成されたオイルミストをオイルタンク(40)から第1油路(601),クランク室(6a)及び第2油路(602)を経てオイルタンク(40)へと循環させると共に,前記第2潤滑系(Lb)は,前記第2一方向弁(62)の開閉により,オイルタンク(40)内で生成されたオイルミストをオイルタンク(40)から第1動弁室(21a),第3油路(603),第2動弁室(21b),第4油路(604),クランク室(6a)及び第2油路(602)を順次経てオイルタンク(40)へと循環させることを特徴とする,四サイクルエンジンの潤滑装置。
IPC (4件):
F01M 1/06 ( 200 6.01) ,  F01M 1/04 ( 200 6.01) ,  F01M 1/16 ( 200 6.01) ,  F01M 9/06 ( 200 6.01)
FI (6件):
F01M 1/06 Q ,  F01M 1/06 A ,  F01M 1/06 L ,  F01M 1/04 ,  F01M 1/16 E ,  F01M 9/06 B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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