特許
J-GLOBAL ID:201103054382584941

平板積層型の燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-073047
公開番号(公開出願番号):特開2011-204601
出願日: 2010年03月26日
公開日(公表日): 2011年10月13日
要約:
【課題】放熱体をスタック中間段に挿入した場合のセパレータのアーム部の変形追従性を高めることができ、運転の経過に伴う発電セルに対する局部的な潰れ箇所を生じることなく、バランスの良い発電性能を発揮できると共に、セパレータの使用枚数の削減と放熱体の放熱性能の向上を図ることのできる平板積層型の燃料電池を提供する。【解決手段】燃料電池スタックの積層方向の中段部分のセパレータ7と該セパレータに隣接する発電セル1との間に、セパレータのインターコネクト部7aと同様の導電性能と燃料電池スタックの発生する熱を外部に放出する放熱性能とを有する放熱体130を介装し、この放熱体130の内部に、放熱体のセパレータとの接触面から放熱体の発電セルとの接触面に至るガス通路137を形成し、放熱体の内部のガス通路137を、セパレータ7の放熱体との接触面に開口するガス通路9と連通させた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
発電セルと内部に反応用ガス通路を備えたセパレータとを交互に複数積層して燃料電池スタックが構成されると共に、当該燃料電池スタックを構成する積層体の外周部に、前記各セパレータのガス通路に連通すると共に積層方向に連通する燃料ガスマニホールドと酸化剤ガスマニホールドとが設けられ、前記セパレータが、中央部に前記発電セルが配設されるインターコネクト部を有すると共に、該インターコネクト部の外側に、該インターコネクト部の縁部より延出し且つそれぞれの端部が前記燃料ガスマニホールドおよび前記酸化剤ガスマニホールドに連結される一対のアーム部を有しており、しかも、当該各アーム部に前記積層方向に変位可能となる可撓性が付与されると共に、前記インターコネクト部と発電セルとの積層部分に積層方向の荷重が加えられた平板積層型の燃料電池において、 前記燃料電池スタックの積層方向の中段部分のセパレータと該セパレータに隣接する前記発電セルとの間に、前記セパレータのインターコネクト部と同様の導電性能と前記燃料電池スタックの発生する熱を外部に放出する放熱性能とを有する放熱体を介装し、この放熱体の内部に、該放熱体の前記セパレータとの接触面から該放熱体の前記発電セルとの接触面に至るガス通路を形成し、該放熱体の内部のガス通路を、前記セパレータの前記放熱体との接触面に開口するガス通路と連通させたことを特徴とする平板積層型の燃料電池。
IPC (3件):
H01M 8/24 ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/02
FI (8件):
H01M8/24 E ,  H01M8/12 ,  H01M8/02 E ,  H01M8/24 R ,  H01M8/02 Y ,  H01M8/24 T ,  H01M8/02 B ,  H01M8/02 R
Fターム (9件):
5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CC06 ,  5H026CC08 ,  5H026CV01 ,  5H026CX09 ,  5H026EE13 ,  5H026HH03 ,  5H026HH09

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