特許
J-GLOBAL ID:201103054454197786
バイオチップの分析方法及びその自動分析システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-155249
公開番号(公開出願番号):特開2011-013000
出願日: 2009年06月30日
公開日(公表日): 2011年01月20日
要約:
【課題】このバイオチップの分析方法及びその自動分析システムは,多種のアレルゲンをスポットとして搭載したバイオチップを用いて,分析べき検体の採取後に,検体と抗体との反応検出過程を自動化し,且つ迅速に測定結果を得ることができる。【解決手段】この発明は,抗原をスポット6として搭載したバイオチップ2と,採取した血液検体から血清成分を取り出すプレフィルタと,バイオチップ2と対となった試薬カセット4aとを提供し,検体を添加したバイオチップ2の抗原と反応させ,抗体との反応,洗浄,検出試薬の添加から化学発光検出までの各処理を自動化し,且つ迅速に分析測定結果を得ることができ,分析測定時間が短く,設置面積の極小化を達成した一貫したバイオチップの自動分析システムである。【選択図】図2
請求項(抜粋):
生体分子である異なった種類の抗原を互いに隔置して複数個のスポットにして固定したバイオチップと前記バイオチップを囲む擁壁とを固定した基板を設置ステーションで移動テーブル上に設置し,
前記バイオチップのエリアに分析すべき検体を供給し,
前記基板上の前記擁壁内の前記バイオチップを洗浄液ノズル,抗体ノズル,試薬ノズル及び吸引ノズルを備えたノズルステーションへ移動させると共に,前記検体中の抗体を前記スポットの前記抗原と反応させることによりいずれかの前記スポットの前記抗原に前記検体中の前記抗体を捕捉させ,
次いで,前記バイオチップの前記エリアに前記抗体ノズルから二次抗体試薬を注入して二次抗体を前記スポットに補足された前記抗体とを反応結合させ,
前記抗体と反応結合した二次抗原抗体の量を分析するために前記バイオチップに前記試薬ノズルから発光試薬を注入し,前記発光試薬を前記二次抗原抗体と反応させることにより化学発光を誘起し,
前記バイオチップを観測エリアへ移動させて前記スポットの発光強度をCCDカメラにより観測してそれぞれの前記抗原の前記スポットに対応する前記検体中の抗体量を分析することを特徴とするバイオチップの分析方法。
IPC (5件):
G01N 33/53
, G01N 33/543
, G01N 37/00
, G01N 21/76
, G01N 35/04
FI (7件):
G01N33/53 T
, G01N33/543 515D
, G01N33/53 Q
, G01N37/00 102
, G01N33/53 P
, G01N21/76
, G01N35/04 E
Fターム (12件):
2G054AA07
, 2G054AB04
, 2G054CA23
, 2G054CB01
, 2G054CD01
, 2G054CD03
, 2G054CE01
, 2G054EA01
, 2G054EB12
, 2G054FA06
, 2G058CC09
, 2G058CD00
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