特許
J-GLOBAL ID:201103054558272283

三位置制御バーナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-292576
公開番号(公開出願番号):特開2001-116214
特許番号:特許第3835957号
出願日: 1999年10月14日
公開日(公表日): 2001年04月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 燃焼室に開口するバーナスロートと、バーナスロートの開口部に配置された円環状の保炎板と、保炎板に噴霧口を近接させた状態でバーナスロートに配置された一本の燃料油噴霧ノズルと、燃料油噴霧ノズルから燃焼室への燃料油噴霧量を三位置制御する燃料油噴霧制御機構と、バーナスロートから燃焼室内に理論燃焼空気量より少ない一次空気をスワール数0.3〜0.6の旋回流をなして供給する一次燃焼用空気供給機構と、バーナスロートの外部側方に設けた複数の空気噴出ノズルから燃焼室内に一次空気と同等量以下の二次空気を供給する二次燃焼用空気供給機構とを具備し、燃料油噴霧ノズルは、噴霧口を開口する噴射弁部とこれに連通する油供給部及び油戻し部とを有する一定供給油圧戻り式噴射弁構造をなすものであり、燃料油噴霧制御機構は、燃料油噴霧ノズルの油供給部に接続された油供給路と、油供給路に介設されて、一定量の燃料油を油供給部に供給する燃料ポンプと、油供給路における燃料ポンプの下流側に介設された第1開閉弁と、一端部が燃料油噴霧ノズルの油戻し部に接続されると共に他端部が油供給路における燃料ポンプの上流側に接続された油戻し路と、油戻し路に介設された第2開閉弁と、油戻し路に介設されて、油戻し部からの油戻り量を調整する流量調整弁と、油供給路における燃料ポンプと第1開閉弁との間に介設されたフィルタと、油戻し路における流量調整弁の両側に介設された燃料油漏出防止機構とを具備して、高燃焼時においては第1開閉弁を開くと共に第2開閉弁を閉じ、低燃焼時においては第1及び第2開閉弁を開き、燃焼停止時には第1及び第2開閉弁を閉じることにより、燃料油噴霧ノズルを三位置制御するように構成されており、前記複数の空気噴出ノズルは、バーナスロートの周辺環状領域に、当該空気噴出ノズルからの噴出空気流がその上流側においては拡散せず且つ相互に干渉しない状態で一次空気による一次燃焼部の下流側中心に向けて二次空気を噴出させるべく、燃焼室の軸線に対して傾斜された状態で所定間隔を隔てて配置されていて、一次燃焼部における還元炎の周囲に各空気噴出ノズルからの噴出空気流による酸化炎が明瞭に区別された状態で部分的に食い込む炎形態が生じるように構成されていることを特徴とする三位置制御バーナ。
IPC (3件):
F23D 11/24 ( 200 6.01) ,  F23D 11/28 ( 200 6.01) ,  F23C 99/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
F23D 11/24 D ,  F23D 11/28 ,  F23C 11/00 ZAB ,  F23C 11/00 323
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 窒素酸化物低減バーナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-103018   出願人:株式会社タクマ
  • 特開平4-363511

前のページに戻る