特許
J-GLOBAL ID:201103054788858309
波長モニタ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-232539
公開番号(公開出願番号):特開2011-082749
出願日: 2009年10月06日
公開日(公表日): 2011年04月21日
要約:
【課題】可変波長フィルタに対する駆動信号の基準値校正に温度センサや温度制御回路が不要であり、経年劣化にも対応可能な波長モニタ装置を提供する。【解決手段】波長モニタ装置10は、WDM光信号に含まれたASEの所定帯域を透過させる帯域通過フィルタ11と、光分岐器C1によるモニタ光と帯域通過フィルタ11を透過した基準光とを切り替えて出力する光スイッチ12と、光スイッチ12の出力光を入力として、駆動信号に従い所定の波長を透過させる可変波長フィルタ13と、を備える。制御部15は、光スイッチ12を校正側に切り替えて駆動信号を変化させ、受光素子14の出力値が上昇してしきい値Pthに達したときの駆動信号を基準値Vref1とし、受光素子14の出力値が下降してしきい値Pthに達したときの駆動信号を基準値Vref2として、基準値を校正する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
光増幅時に自然放出光を発生する光増幅装置が配置された光伝送路に接続され、前記光増幅装置から出力され前記光伝送路を伝搬する波長多重光信号を入力として、該波長多重光信号に含まれる前記自然放出光の帯域中の所定帯域を透過させる帯域通過フィルタと、
前記光伝送路上に設けられた第1の光分岐器により一部分岐されるモニタ対象の波長多重光信号と前記帯域通過フィルタを透過した校正用の基準光とを切り替えて出力する光スイッチと、
該光スイッチの出力光を入力として、駆動信号に従い所定の波長を透過させる可変波長フィルタと、
該可変波長フィルタを透過した光を受光する受光素子と、
該受光素子の出力を受け、前記光スイッチの切り替えを制御する信号及び前記可変波長フィルタの駆動信号を出力する制御部と、
を含んで構成され、
前記制御部は、
前記基準光を出力する側に前記光スイッチを切り替えて前記駆動信号を変化させ、このときの前記受光素子の出力値を基に前記基準光のパワーを判断して、該パワーが上昇して所定のしきい値以上になったときの駆動信号の出力値を基準値として記憶し、
この後、前記モニタ対象の波長多重光信号を出力する側に前記光スイッチを切り替えたときに、前記可変波長フィルタの駆動を開始する駆動信号を、前記基準値に基づいて設定する、
波長モニタ装置。
IPC (4件):
H04B 10/08
, G01J 9/00
, H04J 14/00
, H04J 14/02
FI (3件):
H04B9/00 K
, G01J9/00
, H04B9/00 E
Fターム (12件):
5K102AA46
, 5K102AD01
, 5K102LA08
, 5K102MA04
, 5K102MB09
, 5K102MC17
, 5K102MD01
, 5K102MH05
, 5K102MH13
, 5K102MH22
, 5K102PC12
, 5K102PC16
前のページに戻る