特許
J-GLOBAL ID:201103054943291094

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-240790
公開番号(公開出願番号):特開2001-061832
特許番号:特許第3378536号
出願日: 1999年08月27日
公開日(公表日): 2001年03月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 多数のX線検出器を一列に配列した検出器アレイを2段並設した2段検出器アレイ及びX線管に対して走査対象を前記並設方向の軸に沿って相対的に直線移動させると共に前記走査対象の周りに前記2段検出器アレイ及びX線管を回転させながらデータを収集するデータ収集手段と、前記直線移動軸上の一つの位置での画像を生成するために必要な複数ビューのデータをその画像生成位置の近傍で収集したデータから補間演算により算出するデータ算出手段と、前記データ算出手段により算出した前記複数ビューのデータを用いて画像を生成する画像生成手段とを備えたX線CT装置であって、前記データ収集手段は、前記X線管から放射される扇状X線ビームの厚さをthとし、前記2段検出器アレイ及びX線管の1回転ごとに前記走査対象を前記直線移動させる距離をdとするとき、d/th=1.5とし、前記データ算出手段は、前記2段検出器の並設方向において2段の検出器アレイが互いに接している位置を画像生成位置としたときに、その画像生成位置から前記直線移動軸上の前及び後の方向に前記2段検出器アレイ及びX線管をそれぞれ4π/3ずつ回転させてデータを収集し、その収集したデータをファンビュー角度-4π/3から4π/3までのデータとして、前記画像を生成するために必要な複数ビューのデータを、互いに異なる前記検出器アレイ間で同一ビューとなる第1のデータ(A,D)と前記同一ビューに対して対向ビューとなる第2のデータ(C,F)と互いに異なる前記検出器アレイ間で互いに対向ビューとなる第3のデータ(B,E)とに分けて、前記ファンビュー角度-4π/3から-2π/3まで及び2π/3から4π/3までの場合には前記第1のデータ及び前記第2のデータであって前記画像生成位置に最も近い3つのデータを用いて補間演算をすると共に、前記ファンビュー角度-2π/3から2π/3までの場合には前記第3のデータであって前記画像生成位置に最も近い2つのデータを用いて補間演算をすることを特徴とするX線CT装置。
IPC (2件):
A61B 6/03 321 ,  A61B 6/03 350
FI (2件):
A61B 6/03 321 Q ,  A61B 6/03 350 R
引用特許:
審査官引用 (2件)

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