特許
J-GLOBAL ID:201103055511174492

2線式遠隔制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 室田 力雄
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-334176
公開番号(公開出願番号):特開平3-192893
出願日: 1989年12月21日
公開日(公表日): 1991年08月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】制御対象である本体に付設された本体制御器と、上記本体制御器とは異なった場所に設置された遠隔制御器と、上記本体制御器と上記遠隔制御器を接続する単一の2芯ケーブルとから成る2線式遠隔制御装置であって、(a).上記本体制御器が、直流電源と、定電圧回路と、主制御回路と、プラス入力端子及びマイナス入力端子並びに出力端子を備えたパワー・オペアンプと、上記主制御回路と上記プラス入力端子間に接続された電圧設定回路と、上記マイナス入力端子と上記主制御回路間に接続され上記パワー・オペアンプの作動モードを切り換えるために使用されるモード切り換え用素子と、上記本体制御器と上記遠隔制御器間の信号の受授を行う本体制御器端子と、該本体制御器端子と上記主制御回路に接続された差動増幅回路方式の入力信号変換回路とから構成され、(b).上記遠隔制御器が、可変抵抗体を含む複数の抵抗体とその中の複数個の低抗体をスイッチONにより短絡するよう接続されたスイッチとから構成されたアナログ操作信号生成回路と、アナログ駆動信号を受信し処理するアナログ駆動信号判別回路及びランプ・ブザー回路と、本体制御器端子に対応する遠隔制御器端子と、交流側端子に上記遠隔制御器端子をつなぎ込み且つ直流側端子を上記アナログ駆動信号判別回路及びランプ・ブザー回路につなぎ込んでいるブリッジ形整流回路とから構成され、(c).本体制御器が遠隔制御器からアナログ操作信号を入力する入力モードの場合に、(イ)上記電圧設定回路が、上記主制御回路の指令の下に、入力用電圧を生成し、この電圧を、前記パワー・オペアンプのプラス入力端子に伝送し、(ロ)前記パワー・オペアンプが、その出力先の遠隔制御器からの負帰還信号を上記モード切り換え用素子を介して受信することにより定電流回路として機能すると共に、上記のように電圧設定回路から伝送されてきた入力用電圧を、アナログ操作信号生成回路に向けて、定電流方式にて供給し、(ハ)上記アナログ操作信号生成回路が、上記の定電流方式の入力用電圧を入力することによりアナログ操作信号を生成し、同信号を上記入力信号変換回路に向けて伝送し、(ニ)上記入力信号変換回路が、上記アナログ操作信号を入力すると共に、この信号を、主制御回路に適合する電圧値に変換して同主制御回路に向けて出力する回路構成を有し、(d).本体制御器がアナログ駆動信号を遠隔制御器に向けて出力する出力モードの場合に、(イ)主制御回路が、前記入力モードにおいて入力したアナログ操作信号に基づき所要の制御プロセスを始動させると共に、その制御プロセスの状態を遠隔制御器中のランプ・ブザーに表示させる目的を以て、電圧設定回路に対し、アナログ駆動信号を生成しパワー・オペアンプに向けて伝送するよう使用し、(ロ)電圧設定回路が、上記の主制御回路の指令の下に、アナログ駆動信号を生成し、それを上記パワー・オペアンプのプラス入力端子に伝送し、(ハ)上記パワー・オペアンプが、その出力端子側からの負帰還信号を上記モード切り換え用素子を介して受信することにより定電圧回路として機能すると共に、上記のように電圧設定回から伝送されてきたアナログ駆動信号を、遠隔制御器のブリッジ形整流回路に向けて、定電圧にて供給し、(ニ)アナログ駆動信号判別回路及びランプ・ブザー回路が、上記の定電圧のアナログ駆動信号をブリッジ形整流回路を経由して受信し、信号の性質を判別し、ランプ・ブザーを始動させる回路構成を有し、(e).且つ上記アナログ操作信号を入力する入力モードと上記アナログ駆動信号を出力する出力モードとが主制御回路の指令に基づき一定周期で切り換えられるよう構成された2線式遠隔制御装置。
IPC (2件):
H04Q 9/00 301 D 7170-5K ,  F23N 5/26 R

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