特許
J-GLOBAL ID:201103055513181810

電気生理学的測定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 江崎 光史 ,  三原 恒男 ,  奥村 義道 ,  鍛冶澤 實
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-532925
特許番号:特許第4033768号
出願日: 2001年10月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】 イオン・チャネルを持つ脂質膜組織内のイオン・チャネルの電気生理学的な特性を測定および/または観察するための基板において、 この基板がイオン・チャネルを持つ脂質膜組織を保持するための第一の部位を有し、この部位が基板内に一つの通路を有し、この通路の第一の端部が基板の第一の上方表面部にある第一の領域と接しており、この通路の第二の端部が第一の管状通路(32)にある第二の領域と接しており、 ならびに、この基板が前記の第一の領域と電気的に接触する一つの基準電極(8)を有し、 ならびに、この基板が前記の第二の領域と電気的に接触する一つの作用電極(16)を有し、 ならびに、この基板が第一の管状通路に第一の電界を生成するための一つ以上の追加の電極(6)を有し、この追加の電極が、この第一の電界によって前記の通路内に引っ張る方向の圧力を生成させることとなる第一の管状通路内に保持されたイオン溶液内における流れを誘導できるような寸法と位置にあり、前記の通路の第二の端部と第一の管状通路が、第一の管状通路内のイオン溶液が前記の第一の領域から前記の第二の領域に向けての、またはその逆向きの、この通路を通る流れを生成するような寸法で構成されており、 ならびに、前記の通路の第一の端部が前記の第一の部位に保持されたイオン・チャネルを持つ脂質膜組織に対する絶縁部を形成するように調整され、このことによって基板、絶縁部および脂質膜組織が部位の第一の領域を第二の領域から絶縁することとなり、その結果前記の基準電極と作用電極間の電気信号を測定および/または観察することによって、この膜組織の一つ以上の電気的特性を測定および/または観察することが可能となり、その際作用電極(16)と一つ以上の追加の電極(6)間に電位差を印加することによりイオン・チャネルを持つ脂質膜組織と基板間においてギガシール構成を形成可能とする、通路内における引っ張る方向の圧力を発生させる基板。
IPC (3件):
G01N 27/416 ( 200 6.01) ,  G01N 27/00 ( 200 6.01) ,  G01N 27/30 ( 200 6.01)
FI (5件):
G01N 27/46 336 M ,  G01N 27/46 336 B ,  G01N 27/00 Z ,  G01N 27/30 A ,  G01N 27/30 F

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