特許
J-GLOBAL ID:201103055575308298

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-005412
公開番号(公開出願番号):特開2001-200884
特許番号:特許第3721913号
出願日: 2000年01月14日
公開日(公表日): 2001年07月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】第一の取付部材を、略円筒形状を有する第二の取付部材の軸方向一方の開口部側に離間して配設し、それら第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結せしめて、該第二の取付部材の軸方向一方の開口部を流体密に覆蓋すると共に、該第二の取付部材の軸方向他方の開口部を可撓性膜で流体密に覆蓋し、それら本体ゴム弾性体と可撓性膜の間に仕切部材を配設して該第二の取付部材で固定的に支持せしめることにより、該仕切部材と該本体ゴム弾性体の対向面間に振動が入力される受圧室を形成すると共に、該仕切部材と該可撓性膜の間に容積可変の平衡室を形成し、更に、それら受圧室と平衡室を相互に連通する第一のオリフィス通路と、該第一のオリフィス通路よりも高周波数域にチューニングされた第二のオリフィス通路とを、それぞれ該仕切部材に形成する一方、前記可撓性膜を挟んで前記平衡室と反対側にアクチュエータを配設し、該アクチュエータにより該可撓性膜を変位させて該仕切部材における前記第二のオリフィス通路の開口部に当接/離間させることにより、該第二のオリフィス通路を遮断/連通するようにした流体封入式防振装置において、前記仕切部材の中央部分に位置して、前記受圧室と前記平衡室の対向方向に略直角に広がる可動板を小変位可能に配設すると共に、該可動板の一方の面側を前記受圧室に他方の面側を前記平衡室にそれぞれ連通せしめる流体流路を形成して、該可動板の両面に及ぼされる受圧室と平衡室の圧力差に基づく該可動板の変位に基づいて該流体流路を通じての実質的な流体流動を許容する一方、前記第二のオリフィス通路を前記仕切部材の外周部分に沿って周方向に形成すると共に、該第二のオリフィス通路の周方向一端側に対して、前記可動板の前記平衡室側を内周側に向かって延びて該仕切部材の略中央に設けた中央開口を通じて平衡室に開口する延出連通路を設けて、前記流体流路における前記平衡室側の開口部を、かかる第二のオリフィス通路における延出連通路の回りを周方向に延びる円弧形状をもって形成したことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  F16F 13/06
FI (2件):
F16F 13/00 630 F ,  F16F 13/00 620 S

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