特許
J-GLOBAL ID:201103055851339500

デジタル署名方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 省躬
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-301201
公開番号(公開出願番号):特開2002-072875
特許番号:特許第4037601号
出願日: 2000年08月28日
公開日(公表日): 2002年03月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 利用者側が、電子化された文書にデジタル署名文を付加して送信し、受信した検証者側が文書の正当性を検証するデジタル署名方法において、 署名の利用者の演算処理部が、通信する情報量に相当する長さの秘密鍵Ksを生成し、これをn行×n列のマトリックスに配列して各行列の合計値を求める所定の圧縮手順で圧縮秘密鍵Ks’に圧縮して公開鍵とし、 前記所定の圧縮手順は、任意の長さの数字列をn×nのマトリックスに順次入力して配列するステップと、前記マトリックスに配列した各行列の合計値から10を法とする代数値、すなわち合計値が1桁のときはその数字、2桁以上のときは10で割った余りの数値のn+n桁の数字列を圧縮数字として出力するステップと、前のステップで出力したn+n桁の圧縮数字を次のn×nのマトリックスに配列した後、残りの数字列を順次入力して配列し、これにつき前記と同様の圧縮数字を出力するステップを数字列の終わりまで繰り返すものであり、さらに利用者側の演算処理部が、原文Mと前記秘密鍵Ksの各桁の加算値ごとに10を法とする代数値を求めて秘密鍵暗文CKsを組立て、これを前記所定の圧縮手順で途中まで圧縮してn×n桁の圧縮途中秘密鍵暗文CKs’’に圧縮して暫定署名文とし、 この暫定署名文CKs”を原文Mに付加して送信し、 検証者側の演算処理部が、受信した暫定署名文CKs”を前記所定の圧縮手順でn+n桁の署名文CKs’に完全圧縮すると共に、 受信した原文Mを前記利用者側の演算処理部において前記所定の圧縮手順で圧縮処理して圧縮原文M’を生成し、 さらに当該圧縮原文M’と公開鍵Ks’の各桁の加算値ごとに10を法とする代数値を求めて公開鍵暗文C’Ks’を組立て、 当該C’Ks’と前記署名文CKs’とを比較して、一致すれば利用者の正当性を認証し、一致しなければ否認するよう構成したことを特徴とするデジタル署名方法。
IPC (2件):
G09C 1/00 ( 200 6.01) ,  H04L 9/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
G09C 1/00 640 B ,  H04L 9/00 601 C

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