特許
J-GLOBAL ID:201103055874128778

暗号装置、復号装置、暗号通信方法および自動料金徴収システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人湘洋内外特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-206440
公開番号(公開出願番号):特開2001-034163
特許番号:特許第3689595号
出願日: 1999年07月21日
公開日(公表日): 2001年02月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 暗号鍵を用いて平文データを暗号変換する暗号装置であって、 入力された第1、第2のデータに前記暗号鍵を作用させて演算処理を行い、その結果を、次回に入力すべき第1、第2のデータとして出力する暗号演算処理を複数回実行する暗号変換手段と、 前記平文データを2つに分割し、結果を、前記暗号変換手段の最初の回の前記暗号演算処理に入力すべき第1、第2のデータとして出力する暗号用分割手段と、 前記暗号変換手段の最後の回の前記暗号演算処理より出力された第1、第2のデータを結合し、結果を、暗号データとして出力する暗号用結合手段とを有し、 前記暗号演算処理は、 入力された第1のデータのビット列変換を行なう暗号用ビット列変換処理と、前記暗号用ビット列変換処理の出力データと入力された第2のデータとの排他的論理和を計算する暗号用排他的論理和演算処理と、を実行し、 前記暗号用排他的論理和演算処理の出力データを前記次回に入力すべき第1のデータとし、入力された第1のデータを前記次回に入力すべき第2のデータとして出力するものであり、 前記暗号用ビット列変換処理は、 入力されたデータと、前記暗号鍵あるいはその一部から生成された第1の鍵データとの排他的論理和を計算する第1の排他的論理和演算処理と、 入力されたデータにシフト数S1の巡回シフト演算処理を施す第1の巡回シフト演算処理と、当該入力されたデータと前記第1の巡回シフト演算処理の出力データとの加算演算を行う第1の加算演算処理と、からなる第1の論理演算処理と、 入力されたデータにシフト数S2の巡回シフト演算処理を施す第2の巡回シフト演算処理と、当該入力されたデータと前記第2の巡回シフト演算処理の出力データとの加算演算処理を行う第2の加算演算処理と、からなる第2の論理演算処理と、 入力されたデータと、前記暗号鍵あるいはその一部から生成された第2の鍵データとの排他的論理和を計算する第2の排他的論理和演算処理と、 入力されたデータにシフト数S3の巡回シフト演算処理を施す第3の巡回シフト演算処理と、当該入力されたデータと前記第3の暗号用巡回シフト演算処理の出力データとの加算演算処理を行う第3の加算演算処理と、からなる第3の論理演算処理と、を所定の順番で実行するものであり、 前記暗号用ビット列変換処理におけるシフト数S1、S2およびS3は、全てが奇数、あるいは、S1およびS2のいずれか一方が2で残りの2つが奇数の値となるように設定されており、かつ、連続して実行される前記暗号演算処理間において、S1、S2およびS3の値が互いに一致しないように設定されていること を特徴とする暗号装置。
IPC (3件):
G09C 1/00 ,  H04L 9/06 ,  G08G 1/017
FI (3件):
G09C 1/00 610 A ,  H04L 9/00 611 Z ,  G08G 1/017

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