特許
J-GLOBAL ID:201103056029570662

データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲本 義雄 ,  西川 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-116092
公開番号(公開出願番号):特開2011-243088
出願日: 2010年05月20日
公開日(公表日): 2011年12月01日
要約:
【課題】モデル化対象を適切に表現するHMMを得る。【解決手段】構造調整部16は、HMMの状態の中から、分割を行う分割対象と、併合を行う併合対象とを選択し、分割対象の分割と、併合対象の併合とを行う。構造調整部16は、HMMの各状態から各状態への遷移確率をコンポーネントとする状態遷移行列から、注目状態からの遷移確率、及び、注目状態への遷移確率を除いた部分状態遷移行列の固有値の和と、状態遷移行列の固有値の和との差である固有値差値を、注目状態を分割対象等に選択すべき度合いを表す対象度合い値として求め、対象度合い値が分割閾値より大の状態を、分割対象に選択するとともに、対象度合い値が併合閾値より小の状態を、併合対象に選択する。本発明は、例えば、HMMの学習に適用できる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
時系列データを用い、HMM(Hidden Markov Model)のパラメータを推定するパラメータ推定を行うパラメータ推定手段と、 前記HMMの状態の中から、分割を行う対象の状態である分割対象と、併合を行う対象の状態である併合対象とを選択し、前記分割対象の分割と、前記併合対象の併合とを行うことにより、前記HMMの構造を調整する構造調整を行う構造調整手段と を備え、 前記構造調整手段は、 前記HMMの各状態を、注目する注目状態として、前記注目状態について、 前記HMMの各状態から各状態への状態遷移確率をコンポーネントとする状態遷移行列から、前記注目状態からの状態遷移確率、及び、前記注目状態への状態遷移確率を除いた部分状態遷移行列の固有値の和である部分固有値和と、 前記状態遷移行列の固有値の和である全体固有値和と の差である固有値差に対応する値を、前記注目状態を、前記分割対象、又は、前記併合対象に選択すべき度合いを表す対象度合い値として求め、 前記対象度合い値が、前記HMMのすべての状態の対象度合い値の平均値より大の閾値である分割閾値より大の状態を、前記分割対象に選択するとともに、前記対象度合い値が、前記HMMのすべての状態の対象度合い値の平均値より小の閾値である併合閾値より小の状態を、前記併合対象に選択する データ処理装置。
IPC (2件):
G06N 5/04 ,  G10L 15/14
FI (3件):
G06N5/04 550J ,  G06N5/04 580A ,  G10L15/14 200Z
Fターム (1件):
5D015GG00

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