特許
J-GLOBAL ID:201103056175786952

永久磁石を備える、磁束収束タイプの同期回転電気機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 竹沢 荘一 ,  中馬 典嗣 ,  森 浩之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-073920
公開番号(公開出願番号):特開2011-217601
出願日: 2011年03月30日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】 永久磁石の減磁の危険性が制御されている、さらには取り除かれている、磁束収束タイプのロータを有する同期回転電気機械を提供する。【解決手段】 このロータ(11)は、複数の永久磁石(PM)によって形成されている、互い違いの複数のN磁極とS磁極とを備えている。永久磁石は、ロータの磁性体に設けられているスロット(E1)に受容されている。ロータは、各永久磁石に対して、磁束弱め制御された磁束を通過させる磁気回路を有している。この磁気回路は、等価的に磁気抵抗(Rf)から成る磁束弱め回路を有し、永久磁石の減磁の危険性の回避を確実にするために、磁束弱め回路の磁気抵抗と、永久磁石の内部磁気抵抗(Ra)との比(Rf/Ra)が、あらかじめ定められた範囲内の値になるように、磁束弱め回路の磁気抵抗は定められている。このあらかじめ定められた範囲内の値は、永久磁石のタイプに応じて、約0.3〜3の範囲である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ステータ巻線を有するステータ(10)とロータ(11)とを備えている回転電気機械であって、前記ロータは、磁束収束タイプとして知られている概ね放射状の構造に配置された、複数の永久磁石(PM)によって形成されている、互い違いの複数のN磁極とS磁極とを備えており、各永久磁石(PM)は、前記ロータ(11)の磁性体に設けられている、対応する第1のスロット(E1)に受容されている回転電気機械において、前記ロータは、各永久磁石(PM)に対して、磁束弱め制御された磁束を通過させる少なくとも1つの磁束弱め磁気回路を有しており、この磁束弱め磁気回路は、等価的に磁気抵抗(Rf)から成る磁束弱め回路を含んでおり、前記永久磁石(PM)によって発生する磁束を打ち消すように、前記回転電気機械の短絡電流の強度に等しい強度の電流が、前記ステータ巻線に注入されたときに、前記永久磁石(PM)が減磁する危険性の回避を確実にするために、前記磁束弱め回路の磁気抵抗(Rf)と、前記永久磁石(PM)の内部磁気抵抗(Ra)との比(Rf/Ra)が、約0.3〜約3のあらかじめ定められた範囲内の値になるように、前記磁束弱め回路の磁気抵抗(Rf)は、前記永久磁石(PM)の内部磁気抵抗(Ra)の関数として定められていることを特徴とする回転電気機械。
IPC (3件):
H02K 1/27 ,  H02K 1/22 ,  H02K 21/14
FI (4件):
H02K1/27 501M ,  H02K1/22 A ,  H02K21/14 M ,  H02K1/27 501K
Fターム (28件):
5H601AA24 ,  5H601BB20 ,  5H601CC01 ,  5H601CC20 ,  5H601DD01 ,  5H601DD11 ,  5H601EE11 ,  5H601EE35 ,  5H601FF12 ,  5H601FF17 ,  5H601GA24 ,  5H601GA25 ,  5H601GA32 ,  5H601GB22 ,  5H601JJ05 ,  5H621BB07 ,  5H621BB10 ,  5H621GA01 ,  5H621HH01 ,  5H621JK05 ,  5H622AA04 ,  5H622CA02 ,  5H622CA05 ,  5H622CA10 ,  5H622CA11 ,  5H622CB05 ,  5H622CB06 ,  5H622DD02

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