特許
J-GLOBAL ID:201103056725151933

ベルト式無段変速機の油圧回路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-059731
公開番号(公開出願番号):特開2001-248699
特許番号:特許第4637318号
出願日: 2000年03月06日
公開日(公表日): 2001年09月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 プライマリ軸に設けられた溝幅が可変のプライマリプーリとセカンダリ軸に設けられた溝幅が可変のセカンダリプーリとに駆動ベルトを巻き掛け、各プーリの溝幅を変えることによって各プーリに対する駆動ベルトの有効巻付け径の比率を変えて無段階に変速するベルト式無段変速機において、 上記プライマリプーリの変速用油圧シリンダに供給するプライマリ圧を制御するプライマリバルブを備え、 上記セカンダリプーリは、セカンダリ軸に固定された固定プーリと、該固定プーリの軸部に軸方向に摺動自在でかつ相対回転不能に支持された可動プーリとを有し、 該可動プーリの背面に固定されたシリンダ部材と固定プーリの軸部に固定されたプランジャとによって形成された変速用油圧シリンダと、 上記シリンダ部材と上記シリンダ部材の先端に一端が結合され他端が上記固定プーリの軸部に間隙を有して摺動可能に形成されたバランス油室シリンダと上記プランジャとによって形成されて回転により上記変速用油圧シリンダに発生する遠心油圧をキャンセルするバランス油室と、 潤滑油供給側からの潤滑油を該バランス油室に制御して供給するバランス油圧コントロールバルブとを備え、 上記バランス油室の潤滑油がリーク及び不足のときにバランス油圧コントロールバルブを開いてバランス油室に潤滑油を供給すると共に、ダウンシフト時におけるバランス油室内潤滑油の排出時には上記プライマリバルブからのドレン油圧によって上記バランス油圧コントロールバルブが閉作動することを特徴とするベルト式無段変速機の油圧回路構造。
IPC (3件):
F16H 61/00 ( 200 6.01) ,  F16H 61/662 ( 200 6.01) ,  F16H 9/18 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/662 ,  F16H 9/18 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-103656
  • 特開平3-255260
  • 特開平4-341652

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