特許

J-GLOBAL ID：201103056962702146

シリンダヘッドの低圧鋳造方法

発明者： 奥野 裕之 ,  大和田 賢治 ,  鈴木 正夫 ,  町田 明仁 ,  上野 光明 ,  星山 英男
出願人/特許権者： 本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-110642
公開番号（公開出願番号）：特開2011-235337
出願日： 2010年05月12日
公開日（公表日）： 2011年11月24日
要約：

【課題】指向性凝固を維持し、燃焼室部分の更なる微細化を図ることができるシリンダヘッドの低圧鋳造方法を提供する。【解決手段】加圧開始(t1)から燃焼室部分の凝固が完了するまで(t2)の所定時間の間は、冷媒供給手段でインナー冷却媒体通路に冷却媒体として水を供給する水冷を行い、所定時間経過後から加圧完了までの間は、冷媒供給手段でインナー冷却媒体通路に冷却媒体として空気を供給する空冷を行う。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

溶湯が供給される湯口を有する下型と、該下型に対向させて配置された上型と、該上型と前記下型との間に配置された一対の横型とで画成されるキャビティ内に前記湯口から充填される前記溶湯で成形されるシリンダヘッドの低圧鋳造方法において、 前記下型には、前記シリンダヘッドの燃焼室部分を成形する二重入子が設けられ、 該二重入子は、インナー入子と、該インナー入子が内挿されるアウター入子とで構成され、 前記インナー入子には、インナー冷却媒体通路が設けられ、 該インナー冷却媒体通路に空気又は水を選択的に供給して空冷又は水冷を切替自在な冷媒供給手段が接続され、 前記キャビティ内への前記溶湯の充填が開始される加圧開始時から前記燃焼室部分の凝固が完了する所定時間が経過するまでの間は、前記冷媒供給手段で前記インナー冷却媒体通路に冷却媒体として水を供給する前記水冷を行い、 前記所定時間を経過したときから前記シリンダヘッドの凝固が完了する加圧完了までの間は、前記冷媒供給手段で前記インナー冷却媒体通路に冷却媒体として空気を供給する前記空冷を行うことを特徴とするシリンダヘッドの低圧鋳造方法。

IPC (2件)：

B22D 18/04 ,  B22C 9/06

FI (3件)：

B22D18/04 A ,  B22D18/04 Q ,  B22C9/06 G

Fターム (3件)：

4E093NA01 ,  4E093NB02 ,  4E093NB07