特許
J-GLOBAL ID:201103057016174403

R-T-B系希土類永久磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ネクスト
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-083732
公開番号(公開出願番号):特開2011-216678
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】低い着磁磁界でより高い着磁率を得るとともに、100%近傍、例えば90%程度の着磁率に到達するまで、より着磁率の立ち上がりが早いR-T-B系希土類永久磁石を提供する。【解決手段】粉砕されたR-T-B系磁石の微粉末に対して、M-(OR)x(式中、MはTb、Nb、Co、Zr,Cu、Alの内、少なくとも一種を含む。Rは炭素数2〜6のアルキル基のいずれかであり、直鎖でも分枝でも良い。xは任意の整数である。)で示される有機金属化合物が添加された有機金属化合物溶液を加え、磁石粒子表面に対して均一に有機金属化合物を付着させる。その後、圧粉成形した成形体を水素雰囲気において200°C〜900°Cで数時間保持することにより水素中仮焼処理を行う。その後、800°C〜1180°Cで焼成を行うことによって永久磁石1を製造する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
R:25〜35wt%(ただし、Rは希土類元素の1種又は2種以上であり、1.0wt%〜6.0wt%のTbを必須とする)、B:0.5wt%〜4.5wt%、Al及びCuの1種又は2種:0.02wt%〜0.5wt%、Nb:0.2wt%〜1.5wt%及びZr:0.03wt%〜0.25wt%の1種又は2種、Co:2wt%以下(0を含まず)、残部実質的にFeからなる組成を有する焼結体からなり、 前記焼結体中の酸素量が2000ppm以下、前記焼結体の平均結晶粒径が3.5μm〜5.0μmであって、 磁石原料を磁石粉末に粉砕する工程と、 前記粉砕された磁石粉末に以下の構造式 M-(OR)x (式中、MはTb、Nb、Co、Zr,Cu、Alの内、少なくとも一種を含む。Rは炭素数2〜6のアルキル基のいずれかであり、直鎖でも分枝でも良い。xは任意の整数である。) で表わされる有機金属化合物を添加することにより、前記磁石粉末の粒子表面に前記有機金属化合物を付着させる工程と、 前記有機金属化合物が粒子表面に付着された前記磁石粉末を成形することにより成形体を形成する工程と、 前記成形体を焼結する工程と、により製造されることを特徴とする永久磁石。 ることを特徴とするR-T-B系希土類永久磁石。
IPC (6件):
H01F 1/053 ,  H01F 1/08 ,  C22C 38/00 ,  B22F 1/02 ,  B22F 3/00 ,  C22C 33/02
FI (6件):
H01F1/04 H ,  H01F1/08 B ,  C22C38/00 303D ,  B22F1/02 C ,  B22F3/00 F ,  C22C33/02 J
Fターム (17件):
4K018AA27 ,  4K018BA18 ,  4K018BB04 ,  4K018BC08 ,  4K018BC29 ,  4K018CA04 ,  4K018CA05 ,  4K018DA03 ,  4K018DA32 ,  4K018DA33 ,  4K018FA08 ,  4K018KA45 ,  5E040AA04 ,  5E040BD01 ,  5E040CA01 ,  5E040HB17 ,  5E040NN01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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