特許
J-GLOBAL ID:201103057073784714

免疫測定器具及び免疫測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-245729
公開番号(公開出願番号):特開2011-089968
出願日: 2009年10月26日
公開日(公表日): 2011年05月06日
要約:
【課題】全血から血清・血漿を分離して簡単な操作で検体の測定を行える。【解決手段】酵素免疫測定器具10は、毛細管現象によって輸液可能な展開基材15に、検体添加領域44及び標識試薬領域45と、その下流側の検出領域46を設けた。上流側の展開基材15に対向する位置に支軸22回りに揺動可能な作動部20を設けた。作動部20は、支軸22に対して一方側に全血を滴下する検体滴下部24と全血から血球を分離除去する血球分離膜26とを検体添加領域44に対向して備え、他方側に展開液28を貯留した貯留タンク29を備えた。貯留タンク29に対向する位置に、貯留タンク29の封止膜30を破断して展開液28を流出させる爪部16,17を設けた。検体滴下後に作動部20を回動することで、貯留タンク29の封止膜30を爪部で破断して展開液を展開基材と展開液パッド34に供給し、血球分離膜26を検体添加領域44から離間させる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
毛細管現象によって輸液可能な展開基材を用いて滴下された検体に検出すべき抗原または抗体を含むか否かを判別する免疫測定器具において、 前記展開基材には、検体が添加される検体添加領域及び標識試薬領域と、これら検体添加領域及び標識試薬領域の下流側に設けた検出領域とが設けられ、 前記展開基材に対向する位置に回動可能な作動部が設けられ、 該作動部は、前記検体添加領域に対向する回動の一方側に検体である全血を滴下する検体滴下部と全血から血球を分離除去する血球分離膜とを備え、回動の他方側に前記展開基材の検体添加領域の上流側に展開液を貯留した貯留タンクを備え、 前記貯留タンクに対向する位置に前記作動部が回動した際に貯留タンクから展開液を流出させるための破断部材が設けられたことを特徴とする免疫測定器具。
IPC (1件):
G01N 33/543
FI (1件):
G01N33/543 521

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