特許
J-GLOBAL ID:201103057110853217

圧着端子の電線に対する接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 本多 弘徳 ,  市川 利光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-112484
公開番号(公開出願番号):特開2011-243328
出願日: 2010年05月14日
公開日(公表日): 2011年12月01日
要約:
【課題】単純な形状のカバーを用いることで、電線の導体の露出を少なくしながら、端子と電線の電気接続性を良くしてコストダウンを図る。【解決手段】電線Wの端末部の導体Waに、長手方向の一端側に断面円弧状のハーフパイプ部31を有すると共に他端側に断面略円形の環状部32を有する金属製のカバー30Aを装着して、ハーフパイプ部31を導体Waの先端側に導体の上方を覆うように位置させ、且つ、環状部32を導体Waの外周に嵌合させる。ハーフパイプ部31の開放部31aから露出した導体Waを底板部21に向けた姿勢で、カバー30Aを装着した電線Wの端末部を電線接続部12の底板部21の上にセットし、その状態で導体加締片22および被覆加締片24を内側に曲げて加締めて圧着固定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
前部に相手方端子に対して接続するための電気接続部を有し、その後部に、底板部と、該底板部の両側縁から上方に延長し、且つ接続すべき電線の端末部を包み込むように内側に曲げられることで前記電線の端末部を前記底板部の上面に密着した状態となるように加締める一対の電線加締片と、を備える断面視略U字状に形成された電線接続部を有する圧着端子と電線の接続構造であって、 前記電線の端末部の絶縁被覆を除去して露出させた導体に、長手方向の一端側に断面円弧状のハーフパイプ部を有すると共に他端側に断面略円形の環状部を有する金属製のカバーを装着して、前記ハーフパイプ部を前記導体の先端側に該導体の上方を覆うように位置させ、且つ、前記環状部を導体の外周に嵌合させ、 前記ハーフパイプ部の開放部から露出した前記導体を前記底板部に向けた姿勢で、前記カバーを装着した電線の端末部を前記電線接続部の底板部の上にセットし、その状態で、前記電線接続部の一対の電線加締片を内側に曲げて加締めることにより、前記カバーと共に前記電線の端末部を電線接続部に圧着固定したことを特徴とする圧着端子の電線に対する接続構造。
IPC (1件):
H01R 4/18
FI (1件):
H01R4/18 B
Fターム (11件):
5E085BB03 ,  5E085BB12 ,  5E085CC03 ,  5E085CC09 ,  5E085DD14 ,  5E085DD17 ,  5E085EE09 ,  5E085FF01 ,  5E085JJ06 ,  5E085JJ36 ,  5E085JJ38

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