特許
J-GLOBAL ID:201103057179054057

ホーニング加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 千葉 剛宏 ,  佐藤 辰彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-159798
公開番号(公開出願番号):特開2000-343404
特許番号:特許第3735487号
出願日: 1999年06月07日
公開日(公表日): 2000年12月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ホーンの外周部分に砥石を装着して構成されたホーニングヘッドを円柱状に形成された孔部内において回転および進退させ、前記孔部の一端部と他端部における前記ホーニングヘッドのオーバーラン寸法とが異なる場合に、前記一端部と他端部における前記ホーニングヘッドのオーバーラン寸法の差に応じて前記ホーニングヘッドの進退駆動スケジュールに前記一端部と他端部における前記ホーニングヘッドのオーバーラン寸法の差を補うスケジュールを挿入して前記孔部の内面を研削加工するホーニング加工方法において、 前記進退駆動スケジュールは、前記孔部の両端部におけるオーバーラン寸法を含めたストローク範囲内で前記ホーニングヘッドを進退させるメインストローク領域と、 前記孔部の一端部または他端部のうち前記オーバーラン寸法が短い側で、前記一端部と他端部における前記ホーニングヘッドのオーバーラン寸法の差を補うために該メインストローク領域に挿入され、前記ホーニングヘッドを進退させるサブストローク領域とから構成され、 前記進退駆動スケジュールを、以下の第1から第11の工程を実施することで決定することを特徴とするホーニング加工方法。 (1) 最初のサブストローク挿入時の砥石の上端の接触領域の軌跡:曲線y=g(θ)を求める第1の工程 (2) 前記最初のサブストローク挿入時の砥石の下端の接触領域の軌跡:曲線y=h(θ)を求める第2の工程 (3) 前記第1の工程と第2の工程で求めたこれら曲線に囲まれた領域Aを求める第3の工程 (4) 前記第3の工程で求めた前記領域Aと、τをT≦τ≦Eの範囲で変化させた直線y=τ(T≦τ≦E)とが交わる線分B(τ)を求める第4の工程 (5) 前記T≦τ≦Eの範囲内のB(τ)から、前記最初のサブストローク挿入時のB(τ)の最大値Bmaxと最小値Bminを求める第5の工程 (6) メインストローク領域と該メインストローク領域に挿入されるサブストローク領域との割合が前記最初のサブストローク挿入時の割合とは異なる他の割合で次なるサブストローク領域を挿入する第6の工程 (7) 前記次なるサブストローク挿入時の砥石の上端の接触領域の軌跡:曲線y=g(θ)を求める第7の工程 (8) 前記次なるサブストローク挿入時の砥石の下端の接触領域の軌跡:曲線y=h(θ)を求める第8の工程 (9) 前記第7の工程と第8の工程で求めたこれら曲線に囲まれた領域Aを求める第9の工程 (10) 前記T≦τ≦Eの範囲内のB(τ)から、前記次なるサブストローク挿入時のB(τ)の最大値Bmaxと最小値Bminを求める第10の工程 (11) これら前記最大値Bmaxと最小値Bminとの差が最小値または最小に近い値になるようにメインストローク領域と該メインストローク領域に挿入されるサブストローク領域との割合を決定する第11の工程 この場合、 ・Tは、前記孔部の上端位置を示し、 ・Eは、前記孔部の下端位置を示し、 ・「割合」は、メインストローク領域の回数とサブストローク領域の回数との比を示す。
IPC (1件):
B24B 33/06 ( 200 6.01)
FI (1件):
B24B 33/06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公昭45-006598
審査官引用 (1件)
  • 特公昭45-006598

前のページに戻る