特許
J-GLOBAL ID:201103057225827120
熱輸送デバイス、流路部材、及び流路部材の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
大森 純一
, 折居 章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-138418
公開番号(公開出願番号):特開2010-286136
出願日: 2009年06月09日
公開日(公表日): 2010年12月24日
要約:
【課題】安価で、熱輸送の効率がよい熱輸送デバイス、流路部材、及び流路部材の製造方法を提供する。【解決手段】熱輸送デバイス100が備える流路部材4は、熱輸送デバイス100の長手方向に沿って延在する複数の第1のワイヤ8の両端に、複数の第2のワイヤ9が編み込まれたものである。この流路部材4の両端は、熱輸送デバイス100の吸熱部X’及び放熱部Y’にそれぞれ対応しており、作動流体が相変化する相変化領域X及びYとなる。相変化領域X及びYに挟まれた部分は、作動流体が移動する移動領域Zとなる。移動領域Zは、作動流体の移動方向(矢印hが示す方向)に沿って延在する第1のワイヤ8でなるので、上記移動領域Zでは作動流体の移動時の流路抵抗が小さい。また移動領域Zでは第2のワイヤ9が用いられないので、その分の材料費を削減することができる。以上により、安価で、熱輸送の効率がよい熱輸送デバイス100を得ることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
容器と、
前記容器内を移動し、相変化することにより熱を輸送する作動流体と、
前記作動流体の移動方向に沿って延在する複数の第1のワイヤでなり前記作動流体が移動する移動領域と、前記複数の第1のワイヤ及び前記複数の第1のワイヤに編み込まれる複数の第2のワイヤでなり前記作動流体が相変化する相変化領域とを有する流路部材と
を具備する熱輸送デバイス。
IPC (2件):
FI (3件):
F28D15/02 103D
, F28D15/02 103H
, H05K7/20 R
Fターム (3件):
5E322AA11
, 5E322DB06
, 5E322DB08
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