特許
J-GLOBAL ID:201103057522611870

ヒートポンプサイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-106267
公開番号(公開出願番号):特開2011-237052
出願日: 2010年05月06日
公開日(公表日): 2011年11月24日
要約:
【課題】簡素な構成で、除霜運転モードにおいても効率的に熱交換対象流体を加熱することが可能なヒートポンプサイクルを提供する。【解決手段】第1、第2圧縮機構11b、11cを有する二段圧縮式の圧縮機11を採用し、第1圧縮機構11bの吐出側と第2圧縮機構11cの吸入側との間に三方弁12を配置する。暖房運転モードでは、第1圧縮機構11b吐出冷媒を第2圧縮機構11cへ吸入させるように三方弁12を切り替え、第2圧縮機構11c吐出冷媒を室内凝縮器13へ流入させて外気およびエンジン41の冷却水から吸熱した熱量によって車室内送風空気(熱交換対象流体)を加熱する。除霜運転モードでは、第1圧縮機構11b吐出冷媒を室外熱交換器20へ流入させるように三方弁12を切り替え、室外熱交換器20を除霜するとともに、第2圧縮機構11c吐出冷媒を室内凝縮器13へ流入させて冷却水から吸熱した熱量によって車室内送風空気を加熱する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮して吐出する第1、第2圧縮機構(11b、11c)と、 前記第2圧縮機構(11c)から吐出された冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる利用側熱交換器(13)と、 前記利用側熱交換器(13)から流出した冷媒を減圧させる第1減圧手段(15a)と、 外部熱源の有する熱量によって前記第1減圧手段(15a)にて減圧された冷媒を加熱する加熱手段(14)と、 前記加熱手段(14)から流出した冷媒の気液を分離して、分離された気相冷媒を前記第2圧縮機構(11c)吸入側へ流出させる気液分離器(16)と、 前記気液分離器(16)にて分離された液相冷媒を減圧させる第2減圧手段(15b)と、 冷媒と外気とを熱交換させて前記第1圧縮機構(11b)吸入側へ流出させる室外熱交換器(20)と、 前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路、および、前記室外熱交換器(20)に着いた霜を融解させる除霜運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(12...18a)を備え、 前記冷媒流路切替手段(12...18a)は、 前記加熱運転モード時に、前記第1圧縮機構(11b)から吐出された冷媒を前記第2圧縮機構(11c)へ吸入させるとともに、前記第2減圧手段(15b)にて減圧された冷媒を前記室外熱交換器(20)へ流入させる冷媒流路に切り替え、 前記除霜運転モード時に、前記第1圧縮機構(11b)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(20)へ流入させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするヒートポンプサイクル。
IPC (2件):
F25B 47/02 ,  B60H 1/22
FI (3件):
F25B47/02 530L ,  F25B47/02 530A ,  B60H1/22 651A
Fターム (3件):
3L211BA27 ,  3L211DA27 ,  3L211DA29
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • エンジン駆動ヒートポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-035233   出願人:株式会社デンソー
  • 空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-356919   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-156914   出願人:三菱重工業株式会社, 三菱自動車工業株式会社
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審査官引用 (6件)
  • エンジン駆動ヒートポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-035233   出願人:株式会社デンソー
  • 空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-356919   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-156914   出願人:三菱重工業株式会社, 三菱自動車工業株式会社
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