特許
J-GLOBAL ID:201103057718779796

車両の減衰力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-160401
公開番号(公開出願番号):特開2011-016382
出願日: 2009年07月07日
公開日(公表日): 2011年01月27日
要約:
【課題】バネ上部材の挙動変化を早期に検知し、各ショックアブソーバの減衰力を変更制御する車両の減衰力制御装置を提供すること。【解決手段】電気制御装置20は、バネ上上下方向加速度Xbfr'',Xbfl'',Xbrr'',Xbrl''と、ロール角加速度θr''およびピッチ角加速度θp''を入力する。そして、サスペンションECU21は、入力した6つの加速度と、予め設定されたバネ上上下方向加速度判定値Xbfr0'',Xbfl0'',Xbrr0'',Xbrl0''、ロール角加速度判定値θr0''およびピッチ角加速度判定値θp0''とを比較する。この比較により、少なくとも加速度Xbfr'',Xbfl'',Xbrr'',Xbrl''の一つが判定値Xbfr0'',Xbfl0'',Xbrr0'',Xbrl0''以上であれば、ECU21は、4輪位置のショックアブソーバの減衰力の変更開始を決定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
車両の4輪位置にてバネ下部材とバネ上部材との間に配設されて前記バネ下部材に対する前記バネ上部材の振動を減衰する減衰力を発生するショックアブソーバと、各ショックアブソーバが発生する減衰力を変更制御する減衰力変更手段とを備えた車両の減衰力制御装置において、 前記バネ下部材を介して前記バネ上部材に伝達される振動によって変化する第1物理量を、前記車両の4輪位置のそれぞれにて検出する第1物理量検出手段と、 車両の走行によって前記バネ上部材に発生する挙動変化に伴う振動を優先的に減衰させる制御中心位置にて前記バネ上部材に発生する振動によって変化する第2物理量を検出する第2物理量検出手段と、 前記第1物理量検出手段によって検出された各第1物理量の大きさとこれら各第1物理量にそれぞれ対応して予め設定された第1判定値とを比較して判定するとともに、前記第2物理量検出手段によって検出された第2物理量の大きさとこの第2物理量に対応して予め設定された第2判定値とを比較して判定し、前記各第1物理量および前記第2物理量のうちの少なくとも一つの前記第1物理量の大きさが前記対応して予め設定された第1判定値以上となったときに、前記各ショックアブソーバが発生する減衰力の変更開始を決定する変更開始決定手段とを備え、 前記減衰力変更手段が、 前記変更開始決定手段による前記減衰力の変更開始の決定に応じて、前記各ショックアブソーバが発生する減衰力を変更することを特徴とする車両の減衰力制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B60G 17/018
FI (2件):
B60G17/015 A ,  B60G17/018
Fターム (15件):
3D301AA03 ,  3D301AA04 ,  3D301AA05 ,  3D301AA53 ,  3D301DA08 ,  3D301DA14 ,  3D301DA33 ,  3D301DA38 ,  3D301EA04 ,  3D301EA19 ,  3D301EA36 ,  3D301EB13 ,  3D301EC01 ,  3D301EC57 ,  3D301EC62

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