特許
J-GLOBAL ID:201103058704698455

ダクト循環方式空調システムにおけるエネルギー消費効率管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉原 鉄郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-080958
公開番号(公開出願番号):特開2011-214738
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】計測器設置を最小限に抑えることができ、かつ、経年劣化等に伴う効率低下を簡易に判定可能なダクト循環方式空調システムのエネルギー消費効率管理技術を提供する。【解決手段】運転状態において、温湿度センサ9b、9cにより給気ダクト7及び還気ダクト8内部を通過する空気の温度・湿度が計測され、これらの計測値を用いて給気・還気系統の比エンタルピー(hsa、hra)[kJ/kg]が演算される。また、電力計9eにより送風機6bの消費電力計測が行われ、関係テーブルに基づいて給気風量(G)[kg/h]が演算される。また、電力計9dにより熱源系統2の消費電力(Eg)[kWh]計測が行われる。これらの計測値及び演算値を用いて、所定の単位時間(t)ごとのシステム全体のCOPが(1)式に基づいて演算される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱源側において作られた冷熱又は温熱を、給気ダクト及び還気ダクトを介して、送風機により循環する室内空気と熱交換し、室内を空調するダクト循環方式空調システムにおいて、 給気ダクト内及び還気ダクト内の温湿度の計測に基づいて、給気及び還気の比エンタルピー差(hsa-hra)を演算するステップと、 熱源側の消費電力(Eg)を計測するステップと、 送風機消費電力の計量に基づいて、予め求めた送風機消費電力と風量との関係を用いて、送風機風量(G)を演算ステップと、 所定の単位時間(t)ごとの、システムのエネルギー消費効率(COP)を、(1)式により求めるステップと、 を含むことを特徴とするダクト循環方式空調システムにおけるエネルギー消費効率管理方法。
IPC (2件):
F24F 11/02 ,  F24F 3/00
FI (2件):
F24F11/02 Z ,  F24F3/00 Z
Fターム (7件):
3L053BB10 ,  3L060AA04 ,  3L060CC02 ,  3L060CC07 ,  3L060CC10 ,  3L060DD08 ,  3L060EE21

前のページに戻る