特許
J-GLOBAL ID:201103058789000427

音声認識方法及びそのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  伊藤 英彦 ,  堀井 豊 ,  森下 八郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-237604
公開番号(公開出願番号):特開2003-058182
特許番号:特許第3808732号
出願日: 2001年08月06日
公開日(公表日): 2003年02月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】音声を電子信号である音声信号に変換する音声転換処理装置と、コンピュータ上で動作する音声認識処理モジュールと、前記音声認識処理モジュールの認識対象となる前記音声信号から文字子音および文字母音を認識するための規則を包含する音声認識規則データベースと、前記文字子音および前記文字母音に関連づけて対応する文字を格納するコモン・データベースとを備える音声認識システムによって、音声認識をする方法において、次の(1)から(6)の工程を含んでなり、 (1)の工程においては、前記音声転換処理装置が、使用者の発した前記音声信号をこれに対応する特徴的な波形に転換し、即ち音声信号を処理して音声の波形とし、 (2)の工程においては、前記音声認識処理モジュールが、音声の特徴を示す波形の各項助変数を取り出し、 該母音の部分を構成する特徴的な前記助変数は、前記波形の変換点の個数である折り返し数と、前記波形がゼロ軸を通過する個数である波数と、前記波形のピーク間の傾斜の度合いである傾斜率とを含み、 (3)の工程においては、前記音声認識規則データベースに基づいて前記音声認識処理モジュールが、該波形の各項助変数に基づき子音と、呼気音と、母音の特徴とを認識して該音声に対応する波形を子音と、呼気音と、母音の部分とに区分し、 (4)の工程においては、前記音声認識規則データベースに基づいて前記音声認識処理モジュールが、該波形を子音と、呼気音と、母音のとに区分した後、子音と母音の有する波形の特徴について分析を行い、子音の部分に対応する前記文字子音は何か、また母音の部分に対応する前記文字母音は何か認識してこれを得て、 (5)の工程においては、前記コモン・データベースに基づいて前記音声認識処理モジュールが、該認識した前記文字子音と、前記文字母音とを組み合わせて、該組み合わせた音声に対応する文字が何であるか認識をして、これを得て、 (6)の工程において、音声を認識の過程を終了すること、を特徴とする音声認識方法。
IPC (1件):
G10L 15/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
G10L 15/02 300 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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