特許
J-GLOBAL ID:201103058860481067

雨滴検出方法およびそれを用いた雨滴検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-103180
公開番号(公開出願番号):特開2011-232193
出願日: 2010年04月28日
公開日(公表日): 2011年11月17日
要約:
【課題】降り出し直後のFG11に付着する雨滴の検出が可能で、前方撮影画像における車両の走行に伴った輝度変化の外乱要因の影響を受け難く、誤検出が起き難い雨滴検出方法およびそれを用いた雨滴検出装置を提供する。【解決手段】FG11の外表面に焦点を設定した撮影装置21で、撮影画像Wを取り込む第1のステップと、撮影画像WをK個のサブ画像Wkに分割する第2のステップと、各サブ画像Wkにおいて、高輝度画素数Mkを算出する第3のステップと、各サブ画像Wkにおいて、高輝度画素比Rkを算出する第4のステップと、高輝度画素比平均値Raを算出する第5のステップと、分散σ2=Σ(Rk-Ra)2/Kを算出し、標準偏差σを求める第6のステップと、標準偏差σと雨滴基準標準偏差σrの大きさを比較して、FG11への雨滴付着の有無を判定する第7のステップとを有してなる雨滴検出方法とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
フロントガラスの外表面に焦点を設定した撮影装置で、車両の前方を撮影して撮影画像Wを取り込む第1のステップと、 前記撮影画像Wを、K個の繰り返し単位面積エリア(画素数N)からなるサブ画像Wk に分割する第2のステップと、 前記各サブ画像Wkにおいて、該サブ画像Wkを構成している各画素の輝度Yijが所定の高輝度基準値Ybより大きな高輝度画素の画素数である高輝度画素数Mkを算出する第3のステップと、 前記各サブ画像Wkにおいて、該サブ画像Wkの画素数Nに対する前記高輝度画素数Mkの割合である高輝度画素比Rk=Mk/Nを算出する第4のステップと、 前記各サブ画像Wkの高輝度画素比Rkから、高輝度画素比平均値Ra=ΣRk/Kを算出する第5のステップと、 前記高輝度画素比Rkの前記高輝度画素比平均値Raに対する分散σ2=Σ(Rk-Ra)2/Kを算出し、前記高輝度画素比Rkの標準偏差σを求める第6のステップと、 前記標準偏差σと所定の雨滴基準標準偏差σrの大きさを比較して、前記フロントガラスへの雨滴付着の有無を判定する第7のステップとを有してなることを特徴とする雨滴検出方法。
IPC (2件):
G01N 21/17 ,  G01W 1/14
FI (3件):
G01N21/17 E ,  G01N21/17 A ,  G01W1/14 B
Fターム (11件):
2G059AA01 ,  2G059AA05 ,  2G059CC11 ,  2G059EE01 ,  2G059FF01 ,  2G059KK04 ,  2G059MM01 ,  2G059MM02 ,  2G059MM03 ,  2G059MM05 ,  3D025AG42

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