特許
J-GLOBAL ID:201103059091372507

チャンネルカットモノクロメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 利之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-161302
公開番号(公開出願番号):特開2001-337198
特許番号:特許第4313844号
出願日: 2000年05月31日
公開日(公表日): 2001年12月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 単結晶のブロックに溝を加工することで複数の反射面が形成されたX線用のチャンネルカットモノクロメータにおいて、次の特徴を備えるチャンネルカットモノクロメータ。 (a)第1の反射面と第2の反射面の間でX線ビームが偶数回反射するように構成された反射面ペアが、共通の単結晶ブロックに、少なくとも2種類形成されていて、これにより、少なくとも2種類の異なる結晶格子面でX線ビームを反射させることができる。 (b)少なくとも2種類の前記反射面ペアの前記第1の反射面と前記第2の反射面は、共通の基準平面に対して垂直である。 (c)このチャンネルカットモノクロメータは、前記基準平面に対して垂直な回転中心の回りに回転可能である。 (d)前記回転中心から入射X線ビーム光路までの垂線の距離で引ける仮想円を想定すると、少なくとも2種類の前記反射面ペアにおいて、その反射面ペアに入射する共通の前記入射X線ビームまたはその延長線が、前記回転中心を中心とした共通の前記仮想円に接するようになっている。 (e)少なくとも2種類の前記反射面ペアについて、第1の反射面ペアが反射を意図する結晶格子面のミラー指数が{h1k1l1}であり、第n(nは2以上の自然数)の反射面ペアが反射を意図する結晶格子面のミラー指数が{hnknln}であるとき、前記第1の反射面ペアの前記第1の反射面に対する前記第nの反射面ペアの前記第1の反射面の角度位置は{h1k1l1}面と{hnknln}面の角度差から決定される。 (f)少なくとも2種類の前記反射面ペアについて、前記反射面ペアで偶数回の反射が可能となるような入射方向を有するX線ビームのうち、そのX線ビームまたはその延長線が前記仮想円に接するX線ビームは、当該反射面ペアに入射する前及び当該反射面で反射した後においてチャンネルカットモノクロメータに遮られない。
IPC (2件):
G21K 1/06 ( 200 6.01) ,  G01N 23/20 ( 200 6.01)
FI (3件):
G21K 1/06 C ,  G21K 1/06 M ,  G01N 23/20
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-282451
  • 特開平2-033399
  • 特開平3-261853
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