特許
J-GLOBAL ID:201103059457625357

建築物の構造の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-011859
公開番号(公開出願番号):特開2001-200581
特許番号:特許第3407108号
出願日: 2000年01月20日
公開日(公表日): 2001年07月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 下記の建築物の構造用部材を用いて下記の各工程から構成されていることを特徴とする建築物の構造の形成方法。建築物の構造用部材は、下記の第1梯子状縦枠(2)、第2梯子状縦枠(3)、調整用梯子状縦枠(4)、コーナー用梯子状縦枠(5)、コーナー用枠(6)、桁用梯子状横枠(7)、床用梯子状横枠(8)から構成され、A.第1梯子状縦枠(2)は、平行な左方の縦板状体(2A)および右方の縦板状体(2A)と、左右の縦板状体の上下端に掛架された上横板状体(2B)および下横板状体(2B)と、上横板状体と下横板状体との間に所定間隔をもって掛架された中間の横板状体(2C)から構成され、左右の縦板状体には所定間隔をもって内外方向の横ボルト穴(2H1)が開設され、上横板状体と下横板状体には所定間隔をもって上下方向の縦ボルト穴(2H2)が開設されていること。B.第2梯子状縦枠(3)は、平行な左方の縦板状体(3A)および右方の縦板状体(3A)と、左右の縦板状体における中心に平行に配された中央縦角柱状体(3B)と、左右の縦板状体(3A)と中央縦角柱状体(3B)の上下端に掛架された上横板状体(3C)、下横板状体(3C)と、左右の縦板状体(3A、3A)と中央縦角柱状体(3B)との間に、所定間隔をもって中間の横板状体(3D)が上横板状体と平行な状態で張設され、左右の縦板状体(3A、3A)には所定間隔をもって内外方向の横ボルト穴(3H1)が開設され、上横板状体(3C)、下横板状体(3C)には所定間隔をもって上下方向の縦ボルト穴(3H2)が開設され、中央縦角柱状体(3B)には所定間隔をもって前後方向の前後水平ボルト穴(3H3)が開設されていること。C.調整用梯子状縦枠(4)は、平行な左方の縦板状体(4A)および右方の縦板状体(4A)と、左右の縦板状体の上下端に掛架された上横板状体(4B)および下横板状体(4B)と、上横板状体と下横板状体との間に所定間隔をもって掛架された中間の横板状体(4C)から構成され、左右の縦板状体には所定間隔をもって内外方向の横ボルト穴(4H1)が開設され、上横板状体と下横板状体には所定間隔をもって上下方向の縦ボルト穴(4H2)が開設されていること。D.コーナー用梯子状縦枠(5)は、中央縦角柱状体(5A)を中心に平行に平面略L字状に配された一方の縦板状体(5B)と他方の縦板状体(5B)と、中央縦角柱状体(5A)と一方の縦板状体(5B)と他方の縦板状体(5B)の上下端に掛架された上横板状体(5C)、下横板状体(5C)と、これら上横板状体と下横板状体との間に所定間隔をもって掛架された中間の横板状体(5D)から構成され、一方の縦板状体(5B)と他方の縦板状体(5B)には所定間隔をもって内外方向の横ボルト穴(5H1)が開設され、上横板状体(5C)、下横板状体(5C)には所定間隔をもって上下方向の縦ボルト穴(5H2)が開設されていること。E.コーナー用枠(6)は、中央縦角柱状体(6A)を中心に平行に平面略L字状に配された一方の縦板状体(6B)と他方の縦板状体(6B)と、中央縦角柱状体(6A)と一方の縦板状体(6B)と他方の縦板状体(6B)の上下端に掛架された上横板状体(6C)、下横板状体(6C)から構成され、一方の縦板状体(6B)と他方の縦板状体(6B)には所定間隔をもって内外方向の横ボルト穴(6H1)が開設され、上横板状体(6C)、下横板状体(6C)には所定間隔をもって上下方向の縦ボルト穴(6H2)が開設されていること。F.桁用梯子状横枠(7)は、平行な上方の横板状体(7A)および下方の横板状体(7A)と、上下の縦板状体の左右両端に掛架された左横板状体(7B)および右横板状体(7B)と、左横板状体と右横板状体との間に所定間隔をもって掛架された中間の縦柱状体(7C)から構成され、上下の横板状体(7A)には所定間隔をもって縦ボルト穴(7H1)が開設され、左横板状体(7B)と右横板状体(7B)には所定間隔をもって横ボルト穴(7H2)が開設され、中間の縦柱状体(7C)には内方横ボルト穴(7H3)と内方前後水平ボルト穴(7H4)が開設されていること。G.床用梯子状横枠(8)は、平行な前方の横板状体(8A)および後方の横板状体(8A)と、前後の横板状体の左右両端に掛架された左横板状体(8B)および右横板状体(8B)と、左横板状体と右横板状体との間に所定間隔をもって掛架された中間の横柱状体(8C)から構成され、前後の横板状体(8A)には所定間隔をもって前後方向の横ボルト穴(8H1)が開設され、左横板状体(8B)と右横板状体(8B)には所定間隔をもって左右方向の横ボルト穴(8H2)が開設され、中間の横柱状体(8C)には所定間隔をもって上下方向の縦ボルト穴(8H3)が開設されていること。H.各梯子状枠に開設された縦横のボルト穴は、使用に際して各梯子状枠を縦横に配した場合、互いに対応連通するよう構成されていること。第1工程基礎の上面に、第1梯子状縦枠(2)、第2梯子状縦枠(3)、調整用梯子状縦枠(4)、コーナー用梯子状縦枠(5)を並列状態で起立させながら、互いの横ボルト穴同士を対応させ、ボルト(B)で緊締して1階壁面(イ)を形成する。第2工程1階壁面(イ)内に間仕切り(ロ)の形成を所望する時は、第2梯子状縦枠(3)における中央縦角柱状体(3B)に調整用梯子状縦枠(4)を平面T字状に連結して構成したT字型枠(9)と、第2梯子状縦枠(3)における中央縦角柱状体(3B)を中心として、一方の調整用梯子状縦枠(4)と他方の調整用梯子状縦枠(4)を平面十字状に連結して構成した十字型枠(10)を配設し、これらT字型枠と十字型枠に必要な分第1梯子状縦枠(2)をボルトで連結しながら延長する。第3工程1階壁面(イ)の上面に、桁用梯子状横枠(7)とコーナー用枠(6)を平面方形に載置した状態で、ボルトで連結して1階桁(ハ)を得る。第4工程1階桁(ハ)の内側に所定間隔をもって適本数の第1梯子状縦枠(2)を横に倒した並列状態で、当該第1梯子状縦枠(2)における縦ボルト穴(2H2)と、桁用梯子状横枠(7)における内方前後水平ボルト穴(7H4)とをボルト(B)で連結して1階梁(ニ)を得る。第5工程1階桁(ハ)の上面にコーナー用枠(6)と横向きにした適数個の第1梯子状縦枠(2)を平面方形に連結してパラペット(ホ)を得る。第6工程各梯子状枠の連結固定が完了後、構造用パネル(11)を通常の施工方法で釘またはビスを使用して下地の桟に打付ける。
IPC (4件):
E04B 1/10 ,  E04B 2/02 ,  E04B 5/00 ,  E04C 1/00
FI (5件):
E04B 1/10 B ,  E04B 2/02 A ,  E04C 1/00 A ,  E04C 1/04 N ,  E04C 1/24
引用特許:
審査官引用 (2件)

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