特許
J-GLOBAL ID:201103060201216679

油圧作動式衝撃装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 萩野 平 ,  添田 全一 ,  本多 弘徳 ,  小栗 昌平
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-089422
公開番号(公開出願番号):特開平11-320453
特許番号:特許第4450448号
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 1999年11月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 フレーム(11)と当該フレーム(11)内で圧力流体により往復動するように構成された衝撃ピストン(1)とを備えた油圧作動式の衝撃装置であって、 前記衝撃ピストン(1)が、その上端部に当該衝撃ピストン(1)の最大直径より小さい直径を有する円柱状の案内部(A)を備え、当該案内部(A)の上端部が衝撃圧力面(2)を有し、 前記衝撃装置が更に、当該装置内へ及び当該装置から圧力流体を供給するための入口流路(13)及び戻り流路(12)と、前記衝撃ピストン(1)の上端部近傍に位置する圧力制御空間(A′′)とを備え、前記衝撃ピストン(1)の案内部(A)が当該衝撃ピストン(1)の戻り移動の終わりに略密に前記圧力制御空間(A′′)に入るように構成され、 前記衝撃装置が、更に、前記衝撃ピストン(1)の移動を制御するための制御弁(6;19)を備え、当該制御弁(6;19)が戻り位置で圧力流体用の前記入口流路(13)を閉じると共に戻り流路(12)を開き、前記制御弁(6;19)が、前記圧力制御空間(A′′)と常に連通する圧力面(6a;19a)と、前記衝撃ピストン(1)の衝撃方向で前記圧力制御空間(A′′)から更に遠くに位置する圧力流体空間(B′′)に常に接続されて反対方向に作用する圧力面(6b、6c;19b)とを備え、前記衝撃ピストン(1)が、前記圧力制御空間(A′′)内に移動すると前記制御弁(6;19)の前記圧力面(6a、6b、6c;19a、19b)の間の接続を閉じると共に、前記圧力制御空間(A′′)内で圧力流体を介して前記制御弁(6;19)を前記戻り位置から衝撃位置まで押すことにより圧力流体用の前記入口流路(13)から前記圧力制御空間(A′′)までの接続を開き、前記入口流路(13)内の圧力流体の圧力が前記衝撃ピストン(1)の前記衝撃圧力面(2)と前記制御弁の前記圧力面(6a;19a)との両方に作用して前記衝撃ピストン(1)の衝撃移動を引き起こす衝撃装置において、 前記制御弁(6;19)が、前記衝撃位置にあるとき、前記衝撃ピストン(1)の前記案内部(A)と前記制御弁(6;19)とにより部分的に画定される閉じた圧力流体空間(B′′)を形成するように前記戻り流路(12)への接続を閉じ、 前記衝撃ピストン(1)が、前記案内部(A)の下方に位置して当該案内部(A)より大きい横断面積を有する第2の部分(B)を備え、当該第2の部分(B)が前記閉じた圧力流体空間(B′′)を画定することにより、前記衝撃ピストン(1)が衝撃方向に移動すると共に対応して前記制御弁(6;19)が前記戻り位置から前記衝撃位置に向けて衝撃移動の長さの一部に亘りその移動を続け、前記制御弁(6;19)に作用する圧力流体の圧力が前記制御弁(6;19)及び前記閉じた圧力流体空間(B′′)内の圧力流体を介して前記衝撃ピストン(1)に対してその衝撃方向に作用し、これにより、前記衝撃ピストン(1)および前記制御弁(6;19)の移動速度が、前記閉じた圧力流体空間(B′′)に対向する制御弁(6;19)の圧力面(6b,6c;19b)の合計面積に対する前記衝撃ピストン(1)の各部分(A及びB)の横断面積の差の比に反比例するようにしたことを特徴とする衝撃装置。
IPC (2件):
B25D 9/18 ( 200 6.01) ,  F15B 11/028 ( 200 6.01)
FI (2件):
B25D 9/18 ,  F15B 11/02 K
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭58-015683
  • 特開昭54-056001
審査官引用 (4件)
  • 特開昭58-015683
  • 特開昭58-015683
  • 特開昭54-056001
全件表示

前のページに戻る