特許
J-GLOBAL ID:201103060205132887
トナー及びトナー粒子の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
阿部 琢磨
, 黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-082822
公開番号(公開出願番号):特開2011-215341
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】 耐久性、定着性に優れたトナーを提供する。【解決手段】 重合性単量体、着色剤、極性樹脂α、β、γを少なくとも含有する重合性単量体組成物を水系媒体に加え、該水系媒体中で該重合性単量体組成物を造粒して該重合性単量体組成物の粒子を形成し、該重合性単量体組成物の該粒子に含まれる該重合性単量体を重合して得られるトナー粒子を含有するトナーであって、極性樹脂αはカルボキシル基含有スチレン系樹脂であり、THF可溶分のGPCにより測定されたMwが10000乃至30000であり、極性樹脂βはポリエステル系樹脂であり、極性樹脂γはスルホン酸基、スルホン酸塩基又はスルホン酸エステル基を有する重合体または共重合体であり、スチレン及びスチレンに溶解させた極性樹脂α、スチレンに溶解させた極性樹脂β、スチレンに溶解させた極性樹脂γの懸滴法による水との界面張力一定の関係を満たすトナー。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
重合性単量体、着色剤、極性樹脂α、極性樹脂β、極性樹脂γを含有する重合性単量体組成物を水系媒体に加え、該水系媒体中で該重合性単量体組成物を造粒して該重合性単量体組成物の粒子を形成し、該重合性単量体組成物の粒子に含まれる該重合性単量体を重合してトナー粒子を得るトナー粒子の製造方法であって、
該重合性単量体組成物における該重合性単量体100質量部に対する極性樹脂αの含有量が5〜30質量部であり、
該重合性単量体組成物における該重合性単量体100質量部に対する極性樹脂βの含有量が1〜10質量部であり、
該極性樹脂αはカルボキシル基含有スチレン系樹脂であり、該極性樹脂αのテトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定される重量平均分子量(Mw)が10000乃至30000であり、
該極性樹脂βはポリエステル系樹脂であり、
該極性樹脂γはスルホン酸基、スルホン酸塩基又はスルホン酸エステル基を有する重合体または共重合体であり、
スチレン、スチレンに溶解させた該極性樹脂α、スチレンに溶解させた該極性樹脂β、スチレンに溶解させた該極性樹脂γの懸滴法による水との界面張力をそれぞれ、XSt(mN/m)、Xα(mN/m)、Xβ(mN/m)、Xγ(mN/m)としたとき、
2.0≦XSt-Xα≦12.0
0.5≦Xα-Xβ≦9.0
2.0≦Xβ-Xγ≦5.0
であり、かつ、該極性樹脂αの酸価をAα(mgKOH/g)、該極性樹脂βの酸価をAβ(mgKOH/g)としたとき、
8≦Aα≦25
Aα>Aβ
であることを特徴とするトナー粒子の製造方法。
IPC (2件):
FI (4件):
G03G9/08 384
, G03G9/08 325
, G03G9/08 331
, G03G9/08 346
Fターム (7件):
2H005AA01
, 2H005AB06
, 2H005CA03
, 2H005CA08
, 2H005EA06
, 2H005EA07
, 2H005EA10
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