特許
J-GLOBAL ID:201103060272430728

濃縮廃液処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 綿貫 達雄 ,  山本 文夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-275132
公開番号(公開出願番号):特開2003-084092
特許番号:特許第3865605号
出願日: 2001年09月11日
公開日(公表日): 2003年03月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】原子力発電所などから発生する揮発性の異なる複数の核種および、ホウ酸塩、硫酸塩、塩酸塩または硝酸塩の塩類を含む濃縮廃液を溶融炉において溶融する溶融工程と、溶融炉内の溶融物を水中で急冷して水砕スラグを得る急冷工程と、該水砕スラグをセメントで固化し処分用均質固化体を形成する固化工程とを含む濃縮廃液処理方法であって、前記溶融工程において、炉内にSiO2、Al2O3、CaO、MgOの1種または2種以上含む溶融助剤を投入し、かつその溶融工程を、運転温度を変えることにより低温での水分蒸発と高温での溶融を分けるとともに、水分蒸発から溶融に移る過程でキャリア空気の流量を小さくするように調整して、溶融時に揮発性大の核種を前記キャリア空気側に移行させ、揮発性小の核種を固定し核種濃度を低減させた水砕スラグを用いて前記処分用均質固化体を形成するようにしたことを特徴とする濃縮廃液処理方法。
IPC (1件):
G21F 9/16 ( 200 6.01)
FI (4件):
G21F 9/16 521 C ,  G21F 9/16 521 F ,  G21F 9/16 541 B ,  G21F 9/16 541 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る