特許
J-GLOBAL ID:201103060444845399

運搬カートのトレーガタつき防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 戸川 公二 ,  中出 朝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-030411
公開番号(公開出願番号):特開2011-161149
出願日: 2010年02月15日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】 簡素な構造で作製することができ、カートが振動したり緊急運搬時の移動慣性や遠心力がかかっても、トレーのガタつきや飛び出しを確実に防止することができる運搬カートのトレーガタつき防止構造を提供すること。【解決手段】 トレー1の開口部周縁にはフランジ部11を成形して、かつ、このフランジ部11をカート本体の側面部にそれぞれ配設された左右一対のガイドレール2の下側ガイド部材21上に摺動自在に支持する一方、前記ガイドレール2の下側ガイド部材21の両端部には、前記フランジ部11の各端部が衝止可能なストッパー突起21aをそれぞれ形成して、かつ、このガイドレール2の側壁面には、U字形状に折り返されたスリット溝22を形成して、このスリット溝22に囲まれた内側面には側方に突出する凸部23aが設けられた板バネ部23を形成するという技術的手段を採用した。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
物品を収容可能なトレー1が出し入れ自在に配置される運搬カートにおいて、 前記トレー1の開口部周縁にはフランジ部11が成形され、かつ、このフランジ部11がカート本体の側面部にそれぞれ配設された左右一対のガイドレール2の下側ガイド部材21上に摺動自在に支持されている一方、 前記ガイドレール2の下側ガイド部材21の両端部には、前記フランジ部11の各端部が衝止可能なストッパー突起21aがそれぞれ形成されており、かつ、このガイドレール2の側壁面には、U字形状に折り返されたスリット溝22が形成され、このスリット溝22に囲まれた内側面には側方に突出する凸部23aが設けられた板バネ部23が形成されており、 トレー1を引き出してフランジ部11が前記ストッパー突起21aの上方にあるときは、フランジ部11の側縁部が前記凸部23aを押圧して板バネ部23を外側に撓曲せしめる一方、 前記トレー1がガイドレール2内に格納されたときは、フランジ部11の各端部が前記ストッパー突起21a・21aの内側に収容されるとともに、前記ガイドレール2の板バネ部23が平面復帰することによって凸部23aが前記フランジ部11上部において突出して、フランジ部11の浮き上がりを防止して運搬時のガタつきを抑えることを特徴とする運搬カートのトレーガタつき防止構造。
IPC (2件):
A47B 31/00 ,  B62B 5/00
FI (3件):
A47B31/00 E ,  A47B31/00 G ,  B62B5/00 B
Fターム (7件):
3D050AA01 ,  3D050BB05 ,  3D050DD01 ,  3D050DD03 ,  3D050EE08 ,  3D050EE15 ,  3D050KK19

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