特許
J-GLOBAL ID:201103060606945589

非水系二次電池用セパレータ、非水系二次電池、および非水系二次電池用セパレータの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 為山 太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-072829
公開番号(公開出願番号):特開2011-204587
出願日: 2010年03月26日
公開日(公表日): 2011年10月13日
要約:
【課題】ポリオレフィン微多孔膜の表面に耐熱性多孔質層を塗工形成したセパレータにおいて、イオン伝導度の低下を防止できる技術を提供すること。【解決手段】ポリオレフィン微多孔膜と、耐熱性樹脂および無機フィラーを含んで形成され前記ポリオレフィン微多孔膜の片面又は両面に積層された耐熱性多孔質層と、を備えた非水系二次電池セパレータであって、前記耐熱性多孔質層は、耐熱性樹脂と無機フィラーと溶剤からなるスラリーを、前記ポリオレフィン微多孔膜の片面又は両面に塗布した後、前記耐熱性樹脂を凝固させることにより形成され、前記ポリオレフィン微多孔膜の臨界表面張力と、前記スラリーの表面張力の関係が所定の関係を満たし、かつ、前記スラリーの密度および粘度、前記ポリオレフィン微多孔膜の孔径等から計算される気泡のストークス速度Sが所定の関係を満たすことを特徴とする非水系二次電池セパレータ。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリオレフィン微多孔膜と、耐熱性樹脂および無機フィラーを含んで形成され前記ポリオレフィン微多孔膜の片面又は両面に積層された耐熱性多孔質層と、を備えた非水系二次電池セパレータであって、 前記耐熱性多孔質層は、耐熱性樹脂と無機フィラーと溶剤からなるスラリーを、前記ポリオレフィン微多孔膜の片面又は両面に塗布した後、前記耐熱性樹脂を凝固させることにより形成され、 前記ポリオレフィン微多孔膜の臨界表面張力(γbase)と、前記スラリーの表面張力(γsulury)の関係が下記式(1)の関係を満たし、かつ、 前記スラリーの密度(ρsulury)および粘度(ηsulury)と、前記ポリオレフィン微多孔膜の孔径(rbase)と、重力加速度(g)から計算される気泡のストークス速度Sが、下記式(2)の関係を満たすことを特徴とする非水系二次電池セパレータ。 -2mN/m<γbase-γsulury<10mN/m ...(1) S=2/9×ρsulury×rbase2×g/ηsulury≦rbase/100 ...(2)
IPC (1件):
H01M 2/16
FI (3件):
H01M2/16 L ,  H01M2/16 P ,  H01M2/16 M
Fターム (10件):
5H021BB12 ,  5H021CC03 ,  5H021CC04 ,  5H021CC08 ,  5H021EE02 ,  5H021EE04 ,  5H021EE07 ,  5H021EE21 ,  5H021EE22 ,  5H021HH00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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