特許
J-GLOBAL ID:201103061252356226

管推進機用土砂圧送ポンプの油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 武 顕次郎 ,  鈴木 市郎 ,  市村 裕宏 ,  佐竹 一規
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-270704
公開番号(公開出願番号):特開2003-074296
特許番号:特許第3816771号
出願日: 2001年09月06日
公開日(公表日): 2003年03月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】前端が開放された筒状のケーシング内に摺動可能に嵌挿されて前進及び後退するように油圧で駆動され前進時に土砂溜めタンク内の掘削土砂を前端側から取り込む土砂取込み用のシリンダと、この土砂取込み用のシリンダ内に摺動可能に嵌挿されて前進及び後退するように油圧で駆動され土砂取込み用のシリンダの内部に取り込んだ掘削土砂を前進時に土砂圧送パイプに押し込んで圧送する土砂圧送用のピストンとを備え、ケーシングに設けられた第1のポート及び第2のポートからそれぞれ圧油を供給及び排出することにより、土砂取込み用のシリンダを前進させた後に土砂圧送用のピストンを前進させるとともに、第2のポート及び第1のポートからそれぞれ圧油を供給及び排出することにより、土砂取込み用のシリンダを後退させた後に土砂圧送用のピストンを後退させる管推進機用土砂圧送ポンプを駆動するため、第1のポートに接続する第1の油圧管路と、第2のポートに接続する第2の油圧管路と、油圧ポンプの圧油を供給するための圧油供給用管路と、圧油を油タンクに排出するための圧油排出用管路と、第1の油圧管路の油圧上昇を検出して土砂圧送用のピストンの前進の終了を検出する第1の検出器と、第2の油圧管路の油圧上昇を検出して土砂圧送用のピストンの後退の終了を検出する第2の検出器とを備え、第1の検出器での油圧上昇の検出に基づいて第1の油圧管路及び第2の油圧管路をそれぞれ圧油排出用管路及び圧油供給用管路に接続し、第2の検出器での油圧上昇の検出に基づいて第1の油圧管路及び第2の油圧管路をそれぞれ圧油供給用管路及び圧油排出用管路に接続するように制御する管推進機用土砂圧送ポンプの油圧制御装置において、第1の油圧管路及び圧油供給用管路の間の流路を開閉する第1の圧油供給用ロジック弁と、第2の油圧管路及び圧油供給用管路の間の流路を開閉する第2の圧油供給用ロジック弁と、第1の油圧管路及び圧油排出用管路の間の流路を開閉する第1の圧油排出用ロジック弁と、第2の油圧管路及び圧油排出用管路の間の流路を開閉する第2の圧油排出用ロジック弁と、パイロット圧を第1の圧油供給用ロジック弁に絞りを介して付与したりその付与を解除したりするように切り換えて第1の圧油供給用ロジック弁を開閉する第1の絞り付きの圧油供給用切換弁と、パイロット圧を第2の圧油供給用ロジック弁に絞りを介して付与したりその付与を解除したりするように切り換えて第2の圧油供給用ロジック弁を開閉する第2の絞り付きの圧油供給用切換弁と、パイロット圧を第1の圧油排出用ロジック弁に絞りを介して付与したりその付与を解除したりするように切り換えて第1の圧油排出用ロジック弁を開閉する第1の絞り付きの圧油排出用切換弁と、パイロット圧を第2の圧油排出用ロジック弁に絞りを介して付与したりその付与を解除したりするように切り換えて第2の圧油排出用ロジック弁を開閉する第2の絞り付きの圧油排出用切換弁とを設け、第1の絞り付きの圧油供給用切換弁で第1の圧油供給用ロジック弁を開き第1の絞り付きの圧油排出用切換弁で第1の圧油排出用ロジック弁を閉じるとともに、第2の絞り付きの圧油供給用切換弁で第2の圧油供給用ロジック弁を閉じ第2の絞り付きの圧油排出用切換弁で第2の圧油排出用ロジック弁を開くことにより、土砂取込み用のシリンダ及び土砂圧送用のピストンを順次前進させ、第2の絞り付きの圧油供給用切換弁で第2の圧油供給用ロジック弁を開き第2の絞り付きの圧油排出用切換弁で第2の圧油排出用ロジック弁を閉じるとともに、第1の絞り付きの圧油供給用切換弁で第1の圧油供給用ロジック弁を閉じ第1の絞り付の圧油排出用切換弁で第1の圧油排出用ロジック弁を開くことにより、土砂取込み用のシリンダ及び土砂圧送用のピストンを順次後退させ、第1の検出器で第1の油圧管路の油圧上昇を検出したときには、第2の絞り付きの圧油供給用切換弁で第2の圧油供給用ロジック弁を開いて圧油供給用管路の圧油をこの第2の圧油供給用ロジック弁から開放状態にある第2の圧油排出用ロジック弁を経て圧油排出用管路に戻すとともに、第1の絞り付きの圧油供給用切換弁で第1の圧油供給用ロジック弁を閉じて第1の油圧管路の油圧を保持した後に、第1の絞り付きの圧油排出用切換弁で第1の圧油排出用ロジック弁を開いて第1の油圧管路の圧油を圧油排出用管路に逃がし、第2の検出器で第2の油圧管路の油圧上昇を検出したときには、第1の絞り付きの圧油供給用切換弁で第1の圧油供給用ロジック弁を開いて圧油供給用管路の圧油をこの第1の圧油供給用ロジック弁から開放状態にある第1の圧油排出用ロジック弁を経て圧油排出用管路に戻すとともに、第2の絞り付きの圧油供給用切換弁で第2の圧油供給用ロジック弁を閉じて第2の油圧管路の油圧を保持した後に、第2の絞り付きの圧油排出用切換弁で第2の圧油排出用ロジック弁を開いて第2の油圧管路の圧油を圧油排出用管路に逃がすようにしたことを特徴とする管推進機用土砂圧送ポンプの油圧制御装置。
IPC (1件):
E21D 9/12 ( 200 6.01)
FI (1件):
E21D 9/12 M
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-360920

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