特許
J-GLOBAL ID:201103061319951388

定着装置、それを用いた画像形成装置、定着装置の制御方法、及び定着装置の制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椿 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-064713
公開番号(公開出願番号):特開2011-197447
出願日: 2010年03月19日
公開日(公表日): 2011年10月06日
要約:
【課題】適正にかつ速やかに動作可能であり、用紙が通過しない部分においても異常昇温を抑制できる定着装置を提供する。【解決手段】定着部400は、加熱ローラ401、電磁誘導加熱方式で加熱ローラ401を加熱する励磁コイル403、消磁コイル408、励磁コイル403に電力を供給する誘導加熱電源回路411、及び消磁コイル切替回路413などを有している。消磁コイル408は、消磁コイル切替回路413により消磁状態/通常状態が切り替えられ、消磁状態の時に励磁コイル403の磁束の一部を打ち消す。誘導加熱電源回路411に入力される交流電力のゼロクロス点の前後の所定時間が切替可能時間として決定され、切替可能時間内に消磁コイル408の切替えが行われる。励磁コイル403に出力される電力の出力低下が最小限に抑えられる。加熱ローラなどが低熱容量化されても、適正に定着動作が行われる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
用紙を加熱しながら加圧搬送することで用紙上のトナーをその用紙に定着させる定着部材と、 前記定着部材を加熱するために磁束を発生し電磁誘導加熱を行う励磁部と、 磁束を発生して前記励磁部が発生する磁束のうち少なくとも一部を打ち消し可能な消磁部と、 交流電力が入力され、その交流電力に基づいて前記励磁部に高周波電流を供給する供給部と、 前記供給部に入力される交流電力がゼロになるゼロクロス点を検出するゼロクロス検出部と、 前記ゼロクロス検出部の検出結果に基づいて、切替可能時間を決定する決定部と、 前記決定部で決定された切替可能時間内に、前記消磁部が前記打ち消しを行う消磁状態と前記消磁部が前記打ち消しを行わない通常状態とを切り替える切替部とを備える、定着装置。
IPC (1件):
G03G 15/20
FI (1件):
G03G15/20 505
Fターム (15件):
2H033AA03 ,  2H033AA24 ,  2H033AA42 ,  2H033BA25 ,  2H033BA27 ,  2H033BA37 ,  2H033BB14 ,  2H033BB18 ,  2H033BB28 ,  2H033BE06 ,  2H033CA17 ,  2H033CA23 ,  2H033CA30 ,  2H033CA44 ,  2H033CA48
引用特許:
審査官引用 (1件)

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