特許
J-GLOBAL ID:201103061433171244

作業車両における変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 活人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-166550
公開番号(公開出願番号):特開2000-352446
特許番号:特許第4439037号
出願日: 1999年06月14日
公開日(公表日): 2000年12月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 伝動軸(11)上に遊嵌設置した2個の歯車(40,41)を、該伝動軸上に設けた2個の摩擦クラッチ(45,46)の択一的な作動により択一的に伝動軸(11)へと結合して2段の変速を行う、作業車両における変速装置であって、一方の摩擦クラッチ(45)を、第1のピストン(49)に対する油圧の作用により摩擦エレメント(47,48)間を係合させピストン戻しばね(50)の作用で係合解除を得る油圧作動型のものに構成する一方、他方の摩擦クラッチ(46)を、スプリング(56)の作用により摩擦エレメント(52,53)間を係合させ第2のピストン(59)に対する油圧の作用で係合解除を得るスプリング作動型のものに構成し、上記伝動軸(11)に形成した単一の作動油通路(61)を介し、上記した第1のピストン(49)と第2のピストン(59)とに対し同時に油圧を作用させる状態と該第1のピストン(49)と第2のピストン(59)と対する油圧の作用を同時に解除する状態とを択一的に得て変速を行うように構成し、 前記伝動軸(11)上に、軸線方向中央部に隔壁(44a)を有するクラッチシリンダ(44)を固定設置し、このクラッチシリンダ(44)と前記2個の歯車(40,41)の各々とに一方の摩擦クラッチ(45)の摩擦エレメント(47,48)及び他方の摩擦クラッチ(46)の摩擦エレメント(52,53)をそれぞれ支持させる一方、上記クラッチシリンダ(44)に、前記作動油通路(61)を前記第1のピストン(49)端に連通させる油通路(62)及び前記第2のピストン(59)端に対し連通させる油通路(63)を設け、 前記第1のピストン(49)を前記隔壁(44a)に隣接させて設ける一方、前記他方の摩擦クラッチ(46)を、前記スプリング(56)により移動付勢された押圧板(54)を該隔壁(44a)の反対側から摩擦エレメント(52,53)に作用させ、上記隔壁(44a)の外周側で前記クラッチシリンダ(44)に一体形成したシリンダ部(58)に前記第2のピストン(59)を嵌合し該ピストンの延出部(59a)を上記押圧板(54)の外周部(54a)に接当させてあるものに構成してある変速装置。
IPC (4件):
F16H 3/089 ( 200 6.01) ,  B60K 17/08 ( 200 6.01) ,  F16D 25/10 ( 200 6.01) ,  F16H 3/083 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16H 3/089 ,  B60K 17/08 D ,  F16D 25/10 B ,  F16H 3/083
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-083928
  • 特公昭59-041052

前のページに戻る