特許
J-GLOBAL ID:201103061679023830

光学ピックアップの位置制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 特許業務法人樹之下知的財産事務所 ,  木下 實三 ,  中山 寛二 ,  石崎 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-323105
公開番号(公開出願番号):特開2002-133685
特許番号:特許第4176948号
出願日: 2000年10月23日
公開日(公表日): 2002年05月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】光ディスク上に光学ピックアップから光スポットを照射することにより、情報を記録および/または再生する光ディスク装置に用いられ、該光スポットの反射光を検出して得られる検出信号のジッタ値の最適値を与える位置に、前記光ディスクおよび前記光学ピックアップの相対位置を位置決めする光学ピックアップの位置制御方法であって、 前記相対位置の調整範囲内で複数回の送り動作を行い、各送り位置におけるジッタ値を取得し、予め設定されたジッタ閾値を超えるジッタ値を与える相対位置が、少なくとも2点以上連続して検出されるまで繰り返すジッタ値取得手順と、 このジッタ値取得手順で取得された各送り位置及びジッタ値から、送り位置及びジッタ値の関係を与えるジッタ特性を取得し、送り位置に応じたジッタ値をプロットしたジッタ特性が、予め設定されたジッタ特性に適合しないと判定されたら、得られたジッタ特性を平滑化するジッタ特性平滑化手順と、 前記平滑化されたジッタ特性の両側端部送り位置におけるジッタ値を比較して小さい方の送り位置を第1エッジ位置として設定し、この第1エッジから他方の端部送り位置に向かって各送り位置におけるジッタ値と、第1エッジ位置におけるジッタ値とを比較して、第1エッジ位置におけるジッタ値以上となる送り位置を第2エッジ位置として設定するエッジ位置設定手順と、 このエッジ位置設定手順で設定されたエッジ位置に基づいて、前記ジッタ値の最適値を与える最適位置を演算する最適位置演算手順と、 この最適位置演算手順で演算された最適位置に、前記光ディスクおよび前記光学ピックアップの相対位置を調整する最適位置調整手順と、 前記光ディスクの種類に応じて、前記ジッタ値取得手順、前記エッジ位置設定手順、前記最適位置演算手順、および前記最適位置調整手順を実施するか否かを判定する実施判定手順と、を備え、 前記ジッタ特性平滑化手順は、送り位置X0、X、Xmax(但し、X0<X<Xmax)において取得されたジッタ値をJ(X0)、J(X)、J(Xmax)とすると、各送り位置における平滑化されたジッタ値Js(X0)、Js(X)、Js(Xmax)が、 で与えられるように構成され、 前記エッジ位置設定手順は、 Js(X0)およびJs(Xmax)のうちいずれか小さいジッタ値Jedgeの送り位置を第1エッジ位置とする第1エッジ位置設定ステップと、 この第1エッジ位置から他のJs(X0)またはJs(Xmax)を取る送り位置に向かう方向に順次このJedgeとJs(X)とを対比して、Jedge≦Js(X)となる送り位置を第2エッジ位置とする第2エッジ位置設定ステップとを備え、 前記最適位置演算手順は、前記第1エッジ位置および前記第2エッジ位置の中点を算出し、この中点を最適位置とすることを特徴とする光学ピックアップの位置制御方法。
IPC (1件):
G11B 7/095 ( 200 6.01)
FI (1件):
G11B 7/095 G

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