特許
J-GLOBAL ID:201103061764987325

回転かま

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-017660
公開番号(公開出願番号):特開2001-204983
特許番号:特許第3392382号
出願日: 2000年01月26日
公開日(公表日): 2001年07月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 外かま(2)の軌溝(6)に内かま(3)の軌条(5)が嵌り込んだ状態で外かまが回転駆動される回転かまにおいて、外かま(2)および内かま(3)は、非磁性の材料から成り、軌条(5)は、回転かま(1)の回転軸線(8)を含む第1仮想平面内で、一対の第1および第2傾斜面(11,12)と、第1および第2傾斜面(11,12)の半径方向外方端を連ねる外周面(13)とから成り、半径方向外方になるにつれて前記回転軸線(8)方向の第1厚み(d1)が薄く形成される等脚台形の断面を有し、軌溝(6)は、回転かま(1)の回転軸線(8)を含む前記第1仮想平面内で、一対の第3および第4傾斜面(17,18)と、第3および第4傾斜面(17,18)の半径方向外方端を連ねる内周面(19)とから成り、半径方向外方になるにつれて前記回転軸線(8)方向の第2厚み(d2)が薄く形成される軌条(5)に対応する等脚台形の断面を有する溝であり、軌条(5)の第1傾斜面(11)には、周方向に間隔をあけて、複数の直円柱状の第1永久磁石片(14)が外部に臨んで埋設され、第2傾斜面(12)には、周方向に間隔をあけて、複数の直円柱状の第2永久磁石片(15)が外部に臨んで埋設され、軌溝(6)の第3傾斜面(17)には、周方向に間隔をあけて複数の直円柱状の第3永久磁石片(21)が、第3傾斜面(17)に対向する第1傾斜面(11)に埋設された第1永久磁石片(14)と、外かま(2)の回転時、共通の第1の一軸線(24)を有して、埋設され、第4傾斜面(18)には、周方向に間隔をあけて複数の直円柱状の第4永久磁石片(22)が、第4傾斜面(18)に対向する第2傾斜面(12)に埋設された第2永久磁石片(15)と、外かま(2)の回転時、共通の第2の一軸線(25)を有して、埋設され、第1および第2永久磁石片(14,15)は、同一寸法形状を有し、第3および第4永久磁石片(21,22)は、同一寸法形状を有し、第1および第3永久磁石片(14,21)は、第1磁気反発力(F1)を発生し、第2および第4永久磁石片(15,22)は、第2磁気反発力(F2)を発生し、第1および第2の軸線(24,25)は、回転かま(1)の前記回転軸線(8)に垂直な第2仮想平面(26)に関して両側にそれぞれ存在し、これらの第1および第2の軸線(24,25)は、第1仮想平面(26)上で前記回転軸線(8)を中心とする円(27)上で交差し、第1および第2の軸線(24,25)は、第2仮想平面(26)に関して同一の角度(θ1,θ2(θ1=θ2))で傾斜し、この角度(θ1,θ2)は、20〜70度に選ばれ、第1および第2磁気反発力(F1,F2)の前記回転軸線(8)方向の各成分(F11,F21)は、同一の値であってそれを相殺し、半径方向内方に向かう各成分(F12,F22)は、等しい値であって、内かま(3)の全周にわたって作用して内かま(3)を磁気浮上させることを特徴とする回転かま。
IPC (1件):
D05B 57/14
FI (1件):
D05B 57/14 A

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