特許
J-GLOBAL ID:201103062050009199

自動車用ブースト式制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  内田 博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-545954
特許番号:特許第4070603号
出願日: 2001年11月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 自動車用のブースト式制動装置であって、 少なくとも1つのブレーキ回路内の圧力を制御するマスターシリンダ(2)と、 前記マスターシリンダ内に圧力変動を作り出すため前記マスターシリンダ内を滑動するように取り付けられているプライマリピストン(3)であって、手動制御部材(4)によって加えられる入力と、前記手動制御部材に連結されたブースタ(6)によって加えられるブースト力とで構成される作動力を受けるようになっているプライマリピストン(3)と、 前記プライマリピストン(3)の穴(18)の後部を封止した状態で滑動する反力ピストン(17)を備えた緊急補助弁(VA)であって、前記穴の前方部(18a)は、前記マスターシリンダの内部容積(5)と連通しており、前記反力ピストン(17)は、比率制御部(24)が通過する軸方向通路を備えており、前記比率制御部(24)の前方端部には先頭部(25)があって、この先頭部(25)は、前記反力ピストン(17)と前記プライマリピストンの穴の中の更に前方に収容されているブッシュ(27)との間にあるチャンバ(26)内に位置しており、前記ブッシュ(27)は、断面が前記反力ピストンの断面よりも小さい高速ピストン(29)が滑動できる軸方向通路(28)を有しており、前記高速ピストンも両端が開放された軸方向通路(30)を有しており、前記高速ピストンの後方端部と前記比率制御部の先頭部は、前記高速ピストンの通路(30)への入口を遮断可能な弁(36)を形成している緊急補助弁(VA)と、を備えているブースト式制動装置において、 前記反力ピストン(17)と前記ブッシュ(27)の間にある前記チャンバ(26)と、前記ブッシュ(27)の前方に位置する前記プライマリピストンの穴の前記前方部(18a)の間の圧力差を、前記比率制御部の先頭部と前記高速ピストンの後方端部により形成される弁(36)を開かせることのできる値未満に制限するための圧力差を制限するための手段(E)を備えていることを特徴とするブースト式制動装置。
IPC (1件):
B60T 13/57 ( 200 6.01)
FI (1件):
B60T 13/52 C

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