特許
J-GLOBAL ID:201103062615382069

誘電体磁器およびコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-196256
公開番号(公開出願番号):特開2011-046560
出願日: 2009年08月27日
公開日(公表日): 2011年03月10日
要約:
【課題】 高誘電率であり、比誘電率の温度変化率が小さくかつAC電界特性の小さい誘電体磁器およびそれを用いたコンデンサを提供する。 【解決手段】 チタン酸バリウムを主成分とする結晶相を主たる結晶相とする誘電体磁器であって、その結晶粒子の平均粒径が0.05〜0.2μmであり、前記イットリウムおよび前記マンガンの含有量が、前記誘電体磁器に含まれるバリウム1モルに対して、前記イットリウムがYO3/2換算で0.0014〜0.03モル、前記マンガンがMnO換算で0.0002〜0.045モルであり、前記マグネシウムの含有量が、前記チタン酸バリウム100質量部に対して、MgO換算で0.065〜0.34質量部であり、かつ、前記誘電体磁器のX線回折チャートにおいて、チタン酸バリウムの面指数(110)の回折強度に対するパイロクロアの面指数(222)の回折強度の割合が5.8〜20.0%である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
チタン酸バリウムを主成分とする結晶相を主結晶相とし、 前記結晶相が立方晶系を主体とする結晶構造を有するとともに、 前記結晶相を構成する結晶粒子の平均粒径が0.05〜0.2μmであり、 イットリウム、マンガン、マグネシウムおよびイッテルビウムを含有するとともに、チタンおよびイッテルビウムを構成元素とするパイロクロア相を有する誘電体磁器であって、前記イットリウムおよび前記マンガンの含有量が、 前記誘電体磁器に含まれるバリウム1モルに対して、 前記イットリウムがYO3/2換算で0.0014〜0.03モル、 前記マンガンがMnO換算で0.0002〜0.045モルであり、 前記マグネシウムの含有量が、前記チタン酸バリウム100質量部に対して、MgO換算で0.065〜0.34質量部であり、 かつ、前記誘電体磁器のX線回折チャートにおいて、チタン酸バリウムの面指数(110)の回折強度に対するパイロクロアの面指数(222)の回折強度の割合が5.8〜20.0%であることを特徴とする誘電体磁器。
IPC (3件):
C04B 35/46 ,  H01B 3/12 ,  H01G 4/12
FI (3件):
C04B35/46 D ,  H01B3/12 303 ,  H01G4/12 358
Fターム (28件):
4G031AA03 ,  4G031AA06 ,  4G031AA07 ,  4G031AA08 ,  4G031AA11 ,  4G031AA19 ,  4G031BA09 ,  4G031CA01 ,  4G031CA04 ,  4G031GA03 ,  4G031GA04 ,  4G031GA09 ,  4G031GA11 ,  5E001AB03 ,  5E001AE03 ,  5E001AE04 ,  5G303AA01 ,  5G303AB06 ,  5G303AB11 ,  5G303AB20 ,  5G303BA12 ,  5G303CA01 ,  5G303CB03 ,  5G303CB17 ,  5G303CB18 ,  5G303CB35 ,  5G303CB40 ,  5G303CB43
引用特許:
出願人引用 (6件)
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