特許
J-GLOBAL ID:201103062686720631

フロアマット用クリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-065674
公開番号(公開出願番号):特開2011-195071
出願日: 2010年03月23日
公開日(公表日): 2011年10月06日
要約:
【課題】フロアマット用クリップの保持力の低下を防止し、また組み付け対象の厚さの違いを許容する。【解決手段】カーペットのピン挿入孔に挿入するピン部材4を外向フランジ部4aと軸部4bとにより形成し、軸部が挿入される筒状部5bを有するキャップ部材5に外向フランジ部5aを設け、両外向フランジ部によりカーペットを挟持し、筒状部の内周面には軸線方向に並ぶように複数の周方向溝を設け、軸部には周方向溝に係合しかつ半径方向に弾性的に変位し得る係合凸部7aを設ける。複数の周方向溝により厚さ違いに対応し、フロアマットがずれる向きの荷重が生じた場合に軸部で荷重を受けることができ、係合凸部の変形や破損が防止されるため、長期の使用に対して抜け止めのための係合状態が低下することが無く、フロアマットの確実な固定状態を維持し得る。【選択図】図3
請求項(抜粋):
車両のフロアパネルに敷設されたカーペットの上面に載置されるフロアマットを固定するためのフロアマット用クリップであって、 前記カーペットに設けられたピン挿入孔に挿入されるピン部材と、前記フロアマットに設けられたクリップ挿入孔に受容されるキャップ部材とを有し、 前記ピン部材は、前記カーペットの下面に当接可能に前記ピン挿入孔よりも拡径された外向フランジ部と、前記ピン挿入孔を介して前記カーペットの上方に突出するように前記外向フランジ部に突設された軸部とを有し、 前記キャップ部材は、前記クリップ挿入孔に挿入されかつ前記軸部が同軸的に挿入される筒状部と、当該筒状部に前記軸部が挿入されることにより前記ピン部材の外向フランジ部との間に前記カーペットを挟持するべく前記筒状部の軸線方向端部に形成された外向フランジ部とを有し、 前記軸部と前記筒状部との一方に、当該一方の軸線方向に並べられた複数の係合部が設けられ、 前記軸部と前記筒状部との他方に、前記軸部と前記筒状部とを軸線方向に相対的に抜け止めするべく前記係合部に係合しかつ当該他方の半径方向に弾性的に変位し得るようにされた係合凸部が設けられていることを特徴とするフロアマット用クリップ。
IPC (2件):
B60N 3/04 ,  A47G 27/04
FI (2件):
B60N3/04 B ,  A47G27/04 A
Fターム (5件):
3B088GA01 ,  3B088GB01 ,  3B120DA08 ,  3B120EA10 ,  3B120EB21
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • マット用固定具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-397814   出願人:ポップリベット・ファスナー株式会社, 永大化工株式会社

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