特許
J-GLOBAL ID:201103063303326621
電機子ならびに電動機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井上 学
, 戸田 裕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-207649
公開番号(公開出願番号):特開2011-061940
出願日: 2009年09月09日
公開日(公表日): 2011年03月24日
要約:
【課題】 従来の電機子を高速回転モータに適用するにあたり、電機子コアを切削することによって回転アンバランスを調整する手法では、磁気バランスが崩れ、結果として、ブラシの整流不良による寿命の低下、整流不良による電動機効率の低下、さらには、振動・騒音問題を抱えていた。【解決手段】各巻装工程のコイル乱れを第1コイルの巻装係数k1、第2コイルの巻装係数をk2と定義した場合、次式(1)(2)で定義した第1コイル群の重心位置をG1、第2コイル群の重心位置をG2に対して、(G1×n1)+(G2×n2)のばらついたときの最大値≦228を満たすように、第1コイルの巻数n1と第2コイルの巻数n2を決定した。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
回転自在に設けられたシャフトと、前記シャフトに固定され軸方向に全周にわたって複数個のスロットが形成された電機子鉄心と、前記電機子鉄心の同一スロット内にそれぞれ複数回巻回された第1および第2コイルからなる電機子巻線と、前記シャフトに固定されているとともに前記巻線部の両端部が電気的に接続され前記スロット数の2倍の整流子片を有する整流子を備えた電機子において、
前記第1コイルは先に整流が終了する回転方向前位のコイルとなるよう巻数をn1巻装し、前記第2コイルは後に整流が終了する回転方向後位のコイルとなるよう巻数をn2巻装し、
電機子鉄心のスロット内半径をR1、電機子鉄心のスロット外半径をR2、ティース幅の半分をW、ティースのなす角の半分をθ、巻線コイルの線径をRc、各巻装工程のコイル乱れを第1コイルの巻装係数k1、第2コイルの巻装係数をk2と定義した場合、次式(1)(2)で定義した第1コイル群の重心位置をG1、第2コイル群の重心位置をG2に対して、(G1×n1)+(G2×n2)のばらついたときの最大値≦228を満たすように、第1コイルの巻数n1と第2コイルの巻数n2を決定し、
ただし、巻装係数k1,k2は、2k1≦k2、かつ0≦k1≦Rc,0≦k2≦Rcを満たすことを特徴とする電機子。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (23件):
5H603AA06
, 5H603AA09
, 5H603BB01
, 5H603BB04
, 5H603BB12
, 5H603CA02
, 5H603CA05
, 5H603CB02
, 5H603CB03
, 5H603CB17
, 5H603CD05
, 5H603CD22
, 5H603CE01
, 5H603FA16
, 5H615AA01
, 5H615BB01
, 5H615BB04
, 5H615PP02
, 5H615PP08
, 5H615PP13
, 5H615PP14
, 5H615QQ25
, 5H615TT26
引用特許:
審査官引用 (1件)
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交流整流子電動機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-219602
出願人:株式会社日立製作所
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