特許
J-GLOBAL ID:201103063364274195

研削液に含まれる微細スラッジの分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-295005
公開番号(公開出願番号):特開2001-113200
特許番号:特許第3313343号
出願日: 1999年10月18日
公開日(公表日): 2001年04月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 微細スラッジ(S)を含む研削液(L)が供給される分離槽(4)と、この分離槽(4)内に配設されて、微細スラッジ(S)を磁気的な吸引力と自重とで沈降させる非磁性プレート(5)と、この非磁性プレート(5)の裏面に配設されて、非磁性プレート(5)の表面に磁気的な吸引力で微細スラッジ(S)を吸引して排出方向に移動させる磁気コンベア(6)とを備える微細スラッジの分離装置であって、以下の全ての構成を有することを特徴とする、研削液に含まれる微細スラッジの分離装置。(a) 非磁性プレート(5)は、研削液(L)に含まれるスラッジ(S)を沈降させて上面に堆積させる吸着部(5A)と、この吸着部(5A)に堆積されたスラッジ(S)を液面よりも上方に移動させる傾斜部(5B)と、この傾斜部(5B)で研削液(L)から引き上げられたスラッジ(S)を非磁性プレート(5)の先端から落下させて分離する落下部(5C)とを備える。(b) 非磁性プレート(5)の傾斜部(5B)の上方に、微細スラッジ(S)を含む研削液(L)を供給する供給ダクト(10)を設けている。(c) 磁気コンベア(6)は、非磁性プレート(5)の下面に接近して移動する複数の永久磁石(6A)を備えており、これ等の永久磁石(6A)は、微細スラッジ(S)を移送する方向に所定の間隔で離されている。(d) 磁気コンベア(6)に連結している永久磁石(6A)は、非磁性プレート(5)の裏面に接近して移動する対向面をN極とS極のいずれかとし、その反対側の反対面を対向面と異なる磁極としている。(e) 磁気コンベア(6)に所定の間隔で固定している永久磁石(6A)は、対向面の磁極が移送方向に異なる磁極となるように配列して、非磁性プレート(5)の上方を強制磁化領域(18)とし、この強制磁化領域(18)に供給ダクト(10)を開口して、供給ダクト(10)から供給される研削液(L)に含まれる微細スラッジ(S)を帯磁させ、帯磁された微細スラッジ(S)を、磁気的な吸引作用で互いに吸着、凝集させて非磁性プレート(5)の吸着部(5A)に沈澱させるようにしている。
IPC (4件):
B03C 1/00 ,  B03C 1/06 ,  B03C 1/18 ,  B23Q 11/00
FI (4件):
B03C 1/00 A ,  B03C 1/06 ,  B03C 1/18 ,  B23Q 11/00 U

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