特許
J-GLOBAL ID:201103063425376077
面ファスナーにおける射出フック構造及び該射出フック構造を有する面ファスナー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
廣田 浩一
, 流 良広
, 松田 奈緒子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-182797
公開番号(公開出願番号):特開2011-224323
出願日: 2010年08月18日
公開日(公表日): 2011年11月10日
要約:
【課題】面ファスナーにおける射出フック構造及び該射出フック構造を有する面ファスナーを提供する。【解決手段】面ファスナーの底材8と一体形成する底部を有するフック体11と、少なくとも一つの湾曲フック部13と、該少なくとも一つの湾曲フック部と対応するフック体側湾部14とを含み、該少なくとも一つの湾曲フック部はフック末端5と、該フック体と該フック末端との間に介在して、前記フック体側湾部と対向する湾曲部分を有するネック部4とを含むように構成されている面ファスナーにおける射出フックにおいて、前記フック体側湾部が第1円C1の部分円周に規定され、前記ネック部の湾曲部分は第2円C2の部分円周に規定され、前記フック末端が第3円C3の部分円周に規定されており、前記第1円、第2円及び第3円が、所定の関係を満足する面ファスナーにおける射出フックである。【選択図】図2
請求項(抜粋):
面ファスナーの底材と一体形成する底部を有するフック体と、少なくとも一つの湾曲フック部と、該少なくとも一つの湾曲フック部と対応するフック体側湾部とを含み、
前記少なくとも一つの湾曲フック部がフック末端と、前記フック体と前記フック末端との間に介在して、前記フック体側湾部と対向する湾曲部分を有するネック部とを含むように構成されている面ファスナーにおける射出フックにおいて、
前記フック体側湾部が第1円の部分円周に規定され、前記ネック部の湾曲部分が第2円の部分円周に規定され、前記フック末端が第3円の部分円周に規定されており、前記第1円、第2円、及び第3円が、以下の関係を満足することを特徴とする面ファスナーにおける射出フック。
a)前記第2円が、前記第1円の内部に内接し、前記第2円と前記第3円とは外接すること;
b)前記第1円の中心から前記射出フックの垂直の中心軸線(L)までの距離(D1)と、前記第2円の中心から該中心軸線(L)までの距離(D2)との差の絶対値が0.04mmより小さいこと、即ち|D1-D2|<0.04mm;
c)前記第1円の半径(R1)が前記第2円の半径(R2)の2倍以上であること、即ちR1≧2R2;
d)前記第3円の中心から前記射出フックの底材までの距離(H3)が前記第2円の中心から前記射出フックの底材までの距離(H2)より小さいこと、即ちH3<H2;
e)前記第2円の半径(R2)と前記第3円の半径(R3)との差の絶対値が0.04mmより小さいこと、即ち|R2-R3|<0.04mm。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (1件):
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