特許
J-GLOBAL ID:201103063518309264

防潮ゲート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土橋 博司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-116494
公開番号(公開出願番号):特開2002-309548
特許番号:特許第3496141号
出願日: 2001年04月16日
公開日(公表日): 2002年10月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】a)防潮堤の海側壁面の上端に突起した鉛直面に、防潮堤の天端に平行に設置した1列の水平横向きのアンカーボルトと固定台兼用押え板とが、空気を排出したとき平らな長方形に潰れる3辺が閉じ1辺が開いたゴム引布製の空気袋の開いた辺を、上記鉛直面に押え付けることによって開いた辺を密閉しつつ、空気袋を防潮堤の海側上端に固定する。b)上記固定台兼用押え板の海側面に、十分な強度を有するゴム引布製の繋ぎ板の1辺を、固定台兼用押え板の上面より適当量だけ上に突き出た押え板とボルトによって強固に固定し、他の辺を堰幅より少し小さい幅方向の寸法と起立時に必要な起立高を確保するために必要な長さを有する鋼板製の扉体の海側面の下部に押え板とボルトにより強固に固定することによって、固定台兼用押え板に鋼板製の扉体を起伏自在に繋ぐと同時に両者間の漏水を防止する。c)他方、防潮堤の天端面の空気袋より陸側の適当な位置に設置したアンカーボルトと押え板で一端を固定した十分なる強度を有するゴム引布製の帯の他端を、鋼板製の扉体の陸側面の空気袋が接触するより上側の適当な位置にボルトと押え板で固定することにより、扉体が所定の姿勢まで起立したときにはこの帯に作用する張力のため扉体が停止するようにする。d)このように構成した上で、陸上の空気操作装置から空気袋に空気管を接続し、この空気袋の内に空気操作装置から圧縮空気を送入すれば空気袋が膨張して扉体を起立させ、逆に空気袋から空気を排出すれば、空気袋が平らに潰れて扉体が倒伏するようにする。e)加えて、防潮堤の陸側壁面の上端に設けた軸受に支持される扉体の回転中心に平行な軸に適当な長さと圧縮強度を有する支柱を起伏自由に組み込むと同時に、支柱の起立角を制御する駆動装置を組み付けることにより、通常時は支柱を鉛直に立てておき、高潮に臨んでは、起立した扉体の陸側頭部を支持する姿勢に傾けることができるよう構成したことを特徴とする防潮ゲート。
IPC (2件):
E02B 7/20 103 ,  E02B 7/40
FI (2件):
E02B 7/20 103 Z ,  E02B 7/40
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 起伏ゲート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-349796   出願人:飯田章雄, 飯田祥雄

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