特許

J-GLOBAL ID：201103064161583962

熱可塑性樹脂シートの製造方法

発明者： 奥村 次男 ,  大橋 慎一 ,  松田 均 ,  宮下 和久 ,  山岸 直道
出願人/特許権者： 三菱化成株式会社
代理人 (1件)： 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別：特許公告
出願番号（国際出願番号）：特願平1-131124
公開番号（公開出願番号）：特開平2-048922
出願日： 1989年05月24日
公開日（公表日）： 1990年02月19日
請求項（抜粋）：

【請求項1】溶融した熱可塑性樹脂を成形ダイからシート状に押出すと共に、この押出された樹脂シート面に第1電極から静電荷を付与し、次いで、帯電した樹脂シートを、電気的に接地された基体ローラー表面に電気絶縁性被膜を有してなる冷却ローラーの電気絶縁性被膜上に密着させて冷却し、冷却されたシートを冷却ローラー表面から剥離させ、シートが剥離されて裸出した冷却ローラー表面に、第2電極から第1電極とは逆極性の静電荷を付与することを含むシートの製造方法であって、(イ)前記第2電極として、冷却されたシートが冷却ローラーから剥離されるシート剥離位置と、冷却されるべきシートが冷却ローラーに密着するシート密着開始位置との間に、冷却ローラーの回転方向の流れに沿って、それぞれ間隔をおいて複数設けられたものを用い、そのうち上流側の電極によって、冷却ローラー裸出表面の剥離帯電電荷を実質的に除去し、下流側の電極によって冷却されるべきシートとは逆極性に冷却ローラー裸出表面を帯電させ、(ロ)前記電気絶縁性被膜として107Ω以上の体積抵抗および表面抵抗を有し、かつ、中心線平均粗さ(Ra)で0.3μm以下の表面粗さを示すものを用いる、ことを特徴とする熱可塑性樹脂シートの製造方法。

IPC (2件)：

B29C 47/88 9349-4F ,  B29L 7:00 0000-4F

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特公昭48-029311
  
• 特公昭48-014785
  
• 特開昭61-095925