特許
J-GLOBAL ID:201103064171114090

多室形空気調和システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-296337
公開番号(公開出願番号):特開2001-116330
特許番号:特許第3223918号
出願日: 1999年10月19日
公開日(公表日): 2001年04月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 容量(周波数)可変形圧縮機、四方弁、室外熱交換器を有する1台の室外機と、室内熱交換器を有する複数台の室内機とを、前記室外機に設けて主に冷媒液が流れる液側主管を分岐した液側分岐管および前記室外機に設けて主に冷媒ガスが流れるガス側主管を分岐したガス側分岐管を介して接続し、前記液側分岐管のそれぞれに電気的に弁開度を制御可能とした電動膨張弁を介装して冷凍サイクルを構成し、前記室内機のそれぞれに、希望する室内温度を設定可能な室内温度設定手段と室内温度を検出する室内温度検出手段とを設け、この室内温度設定手段と室内温度検出手段とから設定室内温度と室内温度との差温を算出する差温算出手段を設け、さらに前記室内機のそれぞれの定格容量を判別する容量判別手段および前記室内機のそれぞれについて運転中か停止中かを判別するオンオフ判別手段を設け、前記差温が取り得る温度範囲を複数個の温度ゾーンに分割し、さらに前記温度ゾーン範囲内で前記室内機のそれぞれに定格風量可変手段と定格風量設定値を設け、各温度ゾーン毎にかつ室内機の定格容量毎に室内負荷に対応する負荷定数を定めるとともに、冷房では所定温度ゾーン以上暖房では所定温度ゾーン以下の空調負荷極大ゾーンを設け、室内機の定格容量毎に定格容量以上の負荷定数を定めて記憶する負荷定数記憶手段を設け、前記差温算出手段、前記容量判別手段、前記オンオフ判別手段、前記負荷定数記憶手段より得られるデータを用いて所定周期毎に圧縮機容量を算出する際に1室でも空調負荷極大ゾーンに相当する差温信号がある場合、圧縮機容量が運転許容値に満たない時には、前記負荷定数記憶手段より得られる空調負荷極大ゾーンの負荷定数を用いて算出した容量とし、この容量値に基づいて前記容量(周波数)可変形圧縮機の容量を制御する圧縮機容量制御手段を設け、圧縮機容量が運転許容値をみたしている時は運転許容値の範囲内で圧縮機容量制御手段を設け、さらに前記定格風量設定値より得られる設定値より設定風量が大きくなるような定格風量可変域には設定されていない空調負荷極大ゾーン風量設定値を用いて前記各々室内機の風量可変制御を行うことを特徴とする多室形空気調和システム。
IPC (1件):
F24F 11/02 102
FI (3件):
F24F 11/02 102 T ,  F24F 11/02 102 E ,  F24F 11/02 102 S
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-225842
  • 特開平1-208644
  • 特開平2-064341
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