特許
J-GLOBAL ID:201103064647882198

図形処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 俊夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-016844
公開番号(公開出願番号):特開2000-149036
特許番号:特許第3266905号
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年05月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 図形の描画処理を行う図形処理装置において、図形の描画要素やクリップ要素を記述するベクター情報を、前記描画要素やクリップ要素を構成するベクターの形状を多角形近似した直線ベクター情報に変換し、前記直線ベクター情報中に含まれる各直線ベクターをベクター開始スキャンライン座標値に基づいてソートして該各直線ベクターの方向、傾き、および横切るスキャンライン数、またはそれらと等価なデータを含む情報によって構成されるディスプレイリストを生成するディスプレイリスト生成手段と、前記ディスプレイリスト生成手段によって生成された、描画要素を表わすディスプレイリストと、当該描画要素の描画領域を制限するクリップ要素を表わすディスプレイリストとをマージ処理し、描画要素とクリップ要素とが混在したディスプレイリストを生成するマージ処理手段と、前記ディスプレイリストを蓄積するディスプレイリスト格納手段と、前記ディスプレイリストに基づいて、スキャンラインで交差する前記直線ベクター数が全スキャンラインにおいて2N(Nは1以上の整数)以下であるか否かを判定する判定手段と、クリップ要素と描画要素が混在したディスプレイリストについて、クリップ要素による描画要素のクリップ処理を実行し、描画要素のみのディスプレイリストに変換するクリップ処理手段と、前記クリップ処理手段によって変換された描画要素のみのディスプレイリストを全てのスキャンラインで交差する直線ベクター数が2N以下となるように分割し、複数のディスプレイリストを生成する分割処理手段と、前記ディスプレイリストを描画処理する際の処理時間を推定し、推定された描画処理時間に基づいて重なり除去処理が必要か否かを判定する重なり除去処理判定手段と、前記重なり除去処理判定手段により重なり除去が必要と判定された場合、描画領域に重なりを有する複数のディスプレイリストから、前記描画領域の重なりを除去した新たなディスプレイリストを生成する重なり除去手段と、前記ディスプレイリストに基づいて、各スキャンラインと前記直線ベクターの交点座標値を算出する2N個のDDA手段と、前記DDA手段からの出力値をソートするソート手段と、前記ソート手段においてソートされたデータから描画線分を構成する始点および終点の位置情報を求めてその間のメモリ領域を塗りつぶすメモリ描画手段と、を備えたディスプレイリスト描画手段とを有することを特徴とする図形処理装置。
IPC (3件):
G06T 11/40 200 ,  G06T 11/00 200 ,  G06T 11/20 110
FI (3件):
G06T 11/40 200 D ,  G06T 11/00 200 ,  G06T 11/20 110 K
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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