特許
J-GLOBAL ID:201103064696730069

スイッチ及びアドレス学習方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原田 一男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-141874
公開番号(公開出願番号):特開2010-288168
出願日: 2009年06月15日
公開日(公表日): 2010年12月24日
要約:
【課題】スイッチの多段接続網における1つのスイッチで学習すべきアドレスの数を削減する。【解決手段】同一階層のスイッチには同一ハッシュ関数を用意し、パケットの送信元アドレスを学習する上位階層スイッチを送信元アドレスのハッシュ値で特定し、パケットの転送を行う上位階層スイッチを宛先アドレスのハッシュ値で特定する。そして、パケットの転送を行う上位階層スイッチについては通常どおりにパケットを出力するが、学習を行う上位階層スイッチには学習用パケットを生成して送信する。これによって、パケットの送信元アドレスの学習を行う上位階層のスイッチ、すなわち自スイッチにパケットを転送してくる上位階層スイッチを、ハッシュ関数によって1つに絞り込むことができ、上位階層スイッチ全体で重複無く送信元アドレスを分担して学習するので、1つのスイッチで学習すべきアドレスの数が削減される。【選択図】図10
請求項(抜粋):
スイッチの多段接続網における末端スイッチとして動作するスイッチであって、 複数のポートと、 ポートの識別子と当該ポートに接続されている下層の装置のアドレスとを対応付けて格納するデータベースを含み、前記ポートで受信したパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスについて処理を行う第1の処理部と、 前記ポートで受信したパケットのデータを格納するメモリを有し、前記第1の処理部に従って前記メモリに格納されているパケットのデータを前記ポートに出力する第2の処理部と、 を有し、 前記第1の処理部は、 前記ポートに接続されている下層の装置から受信したパケットの送信元アドレスを前記データベースに登録するための学習処理を実施し、 前記ポートに接続されている下層の装置から受信したパケットの宛先アドレスについて所定のハッシュ関数による第1のハッシュ値を算出し、当該第1のハッシュ値に対応する転送先スイッチが接続されている第1の出力先ポートを特定して、前記第2の処理部に対して前記パケットのデータを前記第1の出力先ポートへ出力させ、 前記送信元アドレスについて前記所定のハッシュ関数による第2のハッシュ値を算出し、当該第2のハッシュ値に対応し且つ前記送信元アドレスを学習すべき上位階層のスイッチが接続されている第2の出力先ポートを特定して、前記第2の処理部に対して前記パケットのデータを学習用パケットとして前記第2の出力先ポートへ出力させる スイッチ。
IPC (1件):
H04L 12/44
FI (2件):
H04L12/44 A ,  H04L12/44 300
Fターム (5件):
5K033AA02 ,  5K033CB01 ,  5K033DA16 ,  5K033DB18 ,  5K033EC04

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