特許
J-GLOBAL ID:201103065113340647

ガスセンサの制御装置、ガスセンサの制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-045901
公開番号(公開出願番号):特開2011-180042
出願日: 2010年03月02日
公開日(公表日): 2011年09月15日
要約:
【課題】固体電解質体を一対の電極で挟んでなるセルを有するガスセンサ素子のセンサ出力を精度よく補正することができるガスセンサの制御装置、ガスセンサの制御システムを提供する。【解決手段】センサ素子10のセンサ出力の補正情報(補正係数Kに対応する抵抗値)をもった補正抵抗体220はセンサ素子10と一体に設けられ、VSセル245と電気的に接続されている。固体電解質体140が非活性のとき、固体電解質体140は絶縁性を示し、VSセル245への微小電流Icpの通電によって補正抵抗体220の抵抗値が読み取られる。固体電解質体140が活性化したら、微小電流Icpを通電しても、固体電解質体140の10倍以上の抵抗値の補正抵抗体220には、ほとんど電流が流れない。微小電流Icpの通電に応じてポンプ電流Ipを制御し、酸素濃度に対応する検出信号を得て、補正係数Kで補正する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
固体電解質体および前記固体電解質体に設けられた一対の電極を有するセルを少なくとも一つ以上備え、前記セルのうちの一つは、前記一対の電極間への定電流の通電により基準酸素源の生成を行う基準酸素生成セルとして機能するガスセンサ素子を有するガスセンサであって、測定対象ガス中の特定ガス濃度に応じた検出信号をガスセンサ素子を介して出力するガスセンサに電気的に接続され、前記検出信号を取得するガスセンサの制御装置であって、 前記ガスセンサ素子の前記基準酸素生成セルには、前記検出信号の補正処理を行うための補正情報が反映された抵抗値を有する補正抵抗体が、電気的に並列接続されており、 前記基準酸素生成セルに前記定電流を通電する通電手段と、 前記固体電解質体の活性状態の有無を判断する判断手段と、 前記判断手段によって前記固体電解質体が非活性であると判断された場合に、前記基準酸素生成セルに向けて通電した前記定電流に基づいて、前記補正抵抗体の抵抗値に対応した対応信号を取得する第一取得手段と、 前記対応信号に基づいて前記補正情報を算出する算出手段と、 前記判断手段によって前記固体電解質体が活性化したと判断された場合に、前記検出信号を取得する第二取得手段と、 前記補正情報を用いて前記検出信号の補正を行う補正手段と、 を備えたことを特徴とするガスセンサの制御装置。
IPC (2件):
G01N 27/26 ,  G01N 27/419
FI (2件):
G01N27/26 371A ,  G01N27/46 327P

前のページに戻る